今朝はめずらしく起き抜けから食欲があった。
たまごサンドが食べたい!フリルレタス挟みたい!と思い、
「ゆでたまご器」にたまごをセットした。
電子レンジでゆでたまごが作れる調理器具だ。
2個では物足りないことが多いが、4個も食べられるか微妙だな…と思って3個タイプを買ったら
ずっとちょうど良いので大正解だったらしい。
たまごはいつも10個入りを買うけれども、
全てをゆでたまごにして食すわけじゃないので問題ない。
3個茹での商品を作ってくださりありがとうございます曙産業さん。
今使っている「ゆでたまご器」は
7分回して、ドアを開けずにそのまま7分放置するだけで出来上がる。
600wならほぼ確で黄身が己好みの「しっかり煮え」になるのでたいへん重宝している。
いわゆる「固茹で」ともまた違うのが絶妙で、
白身はプルプルで柔らかく「かたすぎないかたゆで」になるところが最高だ。
トゲアリトゲナシトゲトゲみたいで良いな、
カタスギナイカタユデユデタマゴ。
あ。いきなり役に立つ情報からスタートしてしまった。
しかも昔noteで紹介したうちの一つなのに何回話せば気が済むのか…
すぐそういうことする…するならnoteで書きなよ。書かないけど。
今度こそ役に立たないblogを書くって決めたんだ、己は。
句読点がいっぱいで誰かには読みづらいblogになってもいいんだ、未来の己が読み易ければ。
話を朝食に戻そう。
たまごサンドが食べたい!と思って準備を始めたが、
今まで「たまごサラダ」を作った記憶が
勿体無いよ〜と言ってきた。
そうだった。
今はちょうど良いサイズのボウルが無く(調理用のボウルに限っては大は小を兼ねなかった。ガラスは重たい…)
洗い物を減らすためにも
前回は調理用のポリ袋で作ったのだが
どうしても袋に貼り付いてしまい、取り出せない部分が発生するのが勿体なかった。
思うに、己のたまごサラダ好きというのは
ゆでたまごとマヨネーズのハーモニーを味わう事が主な目的なので
ならば、と
ゆでたまごをスライスしてみることにした。
いつぶりだろうか。ゆでたまごをスライスする「必要」のある機会はそう滅多にない。
ましてや、朝っぱらからスライスゆでたまごとか。
なんだそのまるで「丁寧な生活」みたいな…
片手鍋で茹でていた頃は絶対にあり得なかったな。
良くも悪くも「丁寧な生活」とは縁遠い日々を送っているが、
身体の動くときは自炊をするのが好きだ。
食べることが好きなので、食べたいものを作る過程は、楽しくて、頑張れる。
手間暇とは文字通り、言い換えれば体力ならびに時間のことだ。
己は体力が無いので
後がしんどくならないように最大限、文明の利器を活用させて頂くんだが、それを「丁寧」じゃないとか言わごにょごにょ
…とまぁ、そんな趣味があり
時々ほんのちょっと頑張って手間をかけた、パン食の朝ごはんを作ることがある。
朝じゃなくてもパンが食べたい気分で実行することもあるけど。
脱線しちゃったな。今日の話に戻そう。
ゆでたまごスライサー?と呼ぶのだろうか。
あの調理器具、幼い頃から謎にそこはかとなく好きだ。
スライスされたゆでたまごの断面が、幾何学的美しさで可愛らしいというのもあると思うが
どうも己は「画期的な発明品」に弱いのか、
すげー!便利!と心躍らせたような朧げな記憶がある。
(「ゆでたまご器」もそうだ。
一部アルミニウムで作られており、
⚠️電子レンジに金属は危険⚠️ではなかったのか!?と驚きの大発明だったのだ。
何故大丈夫なのか忘れてしまったが…発明してくれた人にも感謝している。どなたか存じ上げないが)
ゆでたまごスライサーは、洗うのがやや手間というか
うっかりするとケガをしそうな構造をしているのに、
そんなことを考える大人になっても変わらず惹かれるものがある。不思議だ。
スライスされたゆでたまごは少し食べ心地が変わって楽しいというのもあるのかもしれない。
さして労力が不要なのに面白うれしい結果をもたらすと分かっている便利道具を好まずに居られようか(反語)。
おそらくこれは「シャボン玉が好きで、吹き具やボトルの造形までなんとなく好きだなと思っている」の類な気がする。知らんけど
そういえば、たまごほど調理方法で「七変化」する食材もなかなか無いのではなかろうか。
「食味」という言葉があるが、
トータルの食味が変化することで全く同じ食材を飽きることなく食べられるからすごい。
とはいえ鶏卵は硫黄くささがあるので、ニオイの強い鶏卵はつまり主張が強く、
節約生活の救世主!と毎日のように食べていたら徐々にしんどくなり、一時期たまごを全く食べない生活をしていたのだが。
ちょうど価格高騰のタイミングと重なったので
むしろ節約になったし、
そのうち全てが値上がりして相対的にたまごのコスパが良くなってきた気がする頃合いで
風味のやさしい鶏卵に巡り合えたので、
今はラッキーエッグライフを送っている。
なんだそのポケモン世界のあるあるみたいな。
いや待てよラッキーのあのたまごからラッキーが生まれるんだとしたら倫理的にどういう扱いなんだろうなそこんとこ……
(今調べたら、
「傷ついたポケモンや人がいると栄養満点のタマゴを産み 分け与える優しいポケモン。」
とのことだった。食材だった良かった
アニメでナース帽をかぶっていた記憶のイメージ通り、ホスピタリティあふれるポケモンなんだな)
そんなとりとめない思考が脳内につらつら展開されるのも
朝食作りに体力を使うのもちょっと久々のこと
これは他愛のないweb日記が書けそうか…?とメモした段階で
7+7=14分はとっくに過ぎており
初冬の室温で「猫手*」でも触れるくらい程よく粗熱の取れたゆでたまごになっていた。
Siriに頼んだアラームが鳴った記憶がないのだが、設定できてなかったのかな。無視していたらごめんよSiriさん。
(※猫舌の手バージョン。初めて用例を見たのはどこかで借りて読んだ「あたしン家」のコマの外だった気がする。ユズヒコがそうだった気がする)
Siriさんにも頼りっぱなしだなぁとか思いながら
ひとつ小さな平皿を出して、むきたまご置き場とした。
いつもはこんなことしないというか、皿以外の横着でどうにかするのだが、
3個を一気に剥くためにも小皿が使いたい気分だったので
後で洗う。洗うったら洗う!と決意して使った。
これを書いている今12時半過ぎだが、まだ洗ってない。
(しかしこれはナイス気まぐれ結果オーライだった。スライスした後のゆでたまごを置くところが必要だったので)
そして作業場に、
昨日ミスって床に落とした時に表が上を向いていたがやっぱり使うのが躊躇われて裏を拭いて台所に起きっぱなしていた
紙皿を置く。
これはたまごの殻受けなので何でも良くて、 いつもそのまま捨てられる何かを敷くだけの話だ。
そしておもむろに、正しく徐ろに、
ゆでたまごの上下で電子レンジの角を殴った。
電子レンジには悪いが、すごくちょうど良いアール(建物や製品の曲線の角のことをこう呼ぶらしい)をしている。
以前、強く殴り過ぎた気がして思わず撫でたときに思った。
電子レンジからすると己はトンデモDV持ち主じゃないかこれ?と。
酷使してるし。炊事の殆どをさせている。しかも時々殴る。
こう書くとかなり質が悪い。
ゆでたまごの殻を割りたいだけなのに。
けれども動かぬ事実として、マジで電子レンジが無いと成り立たない生活をしている。
キミが居ないと生きていけないと言っておきながら殴るやべー奴の出来上がりである。
そんなもの出来上がらせてないで早くたまごサンドを出来上がらせてくれ。また脱線している。
しかしその前にちょっと自己弁護させてほしい。
ご存知の通り、たまごの殻は鋭角に弱い。
同じくらいの力で平らな台に叩きつけてもヒビすら入らないが、
3面の角(頂点、だっけ?)でなくとも2面の角(?)程度でヒビが行く。
あらゆる動作がノーコンな己にはたまごを扱う力加減が難しいので、ゆるやかな角があると便利なんである。
(数学分野が不得意なので「直方体の、辺でもあり角でもある頂点ではない部分」を何と呼ぶのかわからない。気になったので後で調べたい。)
それから、現時点では作業スペースが
冷蔵庫の上かつ電子レンジの前しかないという問題もある。
基本的にそこでゆでたまごを剥いているため
毎回電子レンジのドアの取手だったり天板と前面の交わるカーブな角だったりを殴っている。
キッチンを整えたら作業は別のどこかでやることになる予定なので
新品の電子レンジとの戯れも、付き合いたてかつ同棲したての時期だけのちょっと過剰だったり過激だったりするスキンシップみたいなものと思えば──
何を言ってるんだろう。己にそんな経験は無い。
それどころか別に望んだこともない。
恋人欲しさを知らない推定Aセクシュアルなのだが、
定期的に常人ぶりたくなるのをやめたい。
(この常人というのは数が多くて常によく居るという意味ですあしからず)
小説じゃなく随筆なのだから、己のパーソナルな部分を逸脱しては脚色が過ぎる。
気をつけたい。
等身大で赤裸々も度が過ぎると「身バレ」するので適宜ボカしていきたいが。
とにかく、切実じゃない奴が恋人云々を語ってはいけない気がするので、今後このようなジョークは慎むとしよう。
話を戻そう。
電子レンジへの罪の意識を募らせているうちに
3個のゆでたまごを剥き終わったので、
殻のゴミを紙皿ごと近場に移動して
パンを置くための何かしらを置くスペースを作った…のだが、
ここ、どうせ手を洗うのならその手でゴミ袋に入れたほうが効率良かったなぁと今書いていて思った。
(食材を触った後は手を洗わないと気が済まない)
昔から段取りが悪い自覚はあるが、
台所の散らかる度合いは、空腹の度合いと比例しそうな気がする。するはずだ。
ADHDは後先を考えるワーキングメモリが常人より逼迫しているらしいが
そんなことより、今朝も睡眠からようやく目覚めた脳が空腹を感じ始めていたし
段取りの悪さはスタートの遅さを生んでしまいがちで
いつも調理前や調理中に腹を空かせているなぁと、今思い出した。
「食事を作るための食事が必要」なんてこともザラであったが、そこはどうにかこうにか改善しつつあって──
だからそういう話はnoteでやる類なので。横に置いてくれないか。
まぁ、調理に限らず、
「後で片付ける自分のことを考える余裕があるか無いか」という一点に尽きる気がするけれども。
「都度片付ける」がもう少し出来るようになりたい。
それ自体は前から思っていたけれど、調理中もやりっぱなしである自覚は正直なかった。
おいしい朝食が食べられた上に、
今後の課題を認識できたのでヨシ!(仕事猫)
時を進めよう。ぺこぱの逆やね
いよいよサンドしてイッチにする作業に移行する。なんかビミョーにダサい気配の言い回しやね
ものすごく幼い頃、一瞬だけ「サンドして1個にしたやつ」みたいな言語構成かと思っていたんだがそんなことはなかった。
己の中に外来語と日本語の区別がなかった時代。
そして5歳くらいでサンドイッチ伯爵の話を読んだかアニメを見たかしてそれを鵜呑みにして15年以上生きてたなぁ。
あれ創作かもしないマ?
大ホラ吹きにも程があるし嘘だとしたら上手すぎて凄くないか。
そんなことを思い出しながら、
サンドする作業に新品の紙皿を使うのは勿体無いなと考え
ジップロックコンテナーのフタを使った。
ジップロックコンテナーを知る人は今「えっ」と思ったことだろう。
フタを裏返そうとも全く平らじゃないので、
サンドイッチ専用のパンで作る場合は、間違いなく推奨されない。
ランチパックみたいなのを作るキッズ向けの押し型じゃあるまいし、凹凸があり過ぎてきっと作りづらい。
でも今日使ったのは6枚切りの食パンなので全く問題なかった。
食パンを取り出して横たわらせ、マヨネーズを絞る。
バターナイフの予備とか無いのでスプーンで塗った。
このときは塗りすぎたと思っていたが、全く足りていなかった。そんなばかな……
サンドイッチのボリュームに合わせたマヨネーズやソース類の適量がずっとわからない。
なんならジャム類も塗り過ぎたり少なかったりずっと適量がわからない。
好みによるから正解がないしなぁ。
巷の開業パン屋さんは凄いなと改めて思う。
開業パン屋さんって何だ?
でっかいパン工場でスーパーに並ぶ賞味期限長めのパンを作るのではなく
店舗の厨房で小規模に作っているパン屋さんのこと、開業医みたいに呼ぶやん。
唐突に「無い名称」を使ってしまったが、他に思いつかないのでこのままにしておく。
暖簾分けというか、修行して店を開くルートはありそうな気がするし強ち変な言い回しでもなかろう。ほんとか?
こっから先はあまりにシンプル単純明快なので3行で終わってしまう。
決してだらだらと長文を書いていたら疲れてきたとかではない。
それは本当にないが、
今になって「これ長くないですか?」とは思った。
前回(初回)BlueSkyにリンクを貼ったら記事の文字数が表示されたことを思い出して今、急に少し怖くなった。
己は何を恐れている?何も怖がる必要などないはずだ。
長いのは廊下だけであるべきか?否そんなこともないはずだ。
気にしない気にしない。
(何のネタかわからない人はYouTubeの検索窓に「廊下長くないですか」と入れるとたぶんわかる)
以下、今北産業。
マジックソルトで適当に味付けして、
フリルレタスをマヨで接着して、
分厚いサンドイッチが出来上がり、食べた。
嘘ついた。4行というか4文必要だった。
食べてる途中でゆでたまごが落下するかも…と思ったので結局大きな皿の上で食べたらやっぱり少しこぼして、拾いながら食べた。
まだ足りなかった。5文必要だった。
テキトー過ぎた味付けの量とパンチが足りなかったので、後半はBBQソースをちょこっとかけながら食べた。
ハウスのBBQソース、「あの味」がするかも…?後日確かめよう。
これ有名な話なんだろうか。聞いたことなくて、偶然見つけて買ってみたんだが
期待を上回る「あれっぽさ」を感じた。
だからそういう話はnoteでアフィリなさいとあれほど。やんないけど。
ヨドバシ.comで買えます。Amazonは知らん
(おかしい。こんなはずでは……役に立たないblogって思ってた何倍も難しいな……ほとんど丸1ヶ月書けなかったのは、それもあったりなかったりポリプテルス・エンドリケリー)
何はともあれ
人生の中で楽しい食卓の時間を増やしたいという目標を持っていることと
リッチなサンドイッチに使うソース問題だけでも何らかの方法で書き残しておかねばならなかったと言える。
己のために。
ちなみにオーロラソースだとベーコン抜き月見バーガーになってしまいそうで試さなかった。
薄味が好きな傾向のある己でもパンチが足りないと思うレベルの物足りなさと
「楽してたまごサンド食べたい欲」との両立はどうしたものか、試行錯誤したい。
楽しいので。
ちなみにちなむとリッチの反対は簡素・簡単のつもりで、
かんたんサンドイッチとは何かというと、野菜を用いない薄くて美味しいサンドイッチのことだ。ハムマヨだけ、とか。
ハムマヨこそマヨネーズを塗る量が何より重要な上に、使うハムによって塩気が異なるので奥が深い。
実は簡単じゃない。比較的な、かんたん。
しかもサンドイッチ専用のパンでしか成り立たないので、最近は見た目に反してリッチサンドと同じくらいかそれ以上に贅沢レシピとなっている。困ったもんだ。
今回、たまごサンドっぽい味も楽しみつつ
最終的にサンドイッチとバーガーのあいだの何かになったが、
フリルレタスを挟みたい!という試みは達成したし
3個ぶんのゆでたまごスライスをほぼ全部乗せたら(つまみ食いしたので減った)
特に予定はしていなかった
分厚いサンドイッチを作ってかぶりつきたい!という願望もついでに叶ったので
とっても良い朝だった。
たいへん美味しかった。
です。