もつ鍋

motohiro
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食べてきた。大学の友人と。就職祝いしてくれた、嬉しい!

色々話して、自分の今の環境はありがたいなと思ったし、今の環境で自分が居心地良い理由がわかった気がした。

自分がいた前職の世界は自分の経歴やバックボーンがめちゃくちゃ重視されていたと思う。たとえば、どこ大卒か、何年度卒か、国試第何回合格か、どこで研修したか、どこで勤務しているか、認定医専門医とってるか、どの先生に師事しているか、もっと言えば親は歯科医師か、どこ大卒でどこで開業しているか、みたいな感じ。狭い世界だからそこから繋がりができたり自分がもっと上にいくきっかけになったりするので、そういうことを全面に出して売りにしてそれらも含めて自分をブランディングしていく。

私はそれがずっと嫌いだった。今も嫌い。めっちゃ嫌い笑。そこに実際の人柄だったり技術だったりって関係ないから。その人自身を表すものの1つではあるけど、そこを最重要視して偉ぶったり蔑んだり馬鹿にしたりする。かなりする。それが嫌。

もっと広い話をすると歯科医師間の話だけじゃなくて、職業が「歯科医師」というだけで、自分が仕事場以外で「先生」って呼ばれるのも嫌いだったし、「すごい」とか「頭いい」とか「お金がある」とか「儲けてる」とか言われるのも本当に嫌。自分自身に焦点をあててもらってない、自分を見てもらえてない感じがして嫌だった。本当にそうか分からんやん、なんで「歯科医師」って聞いただけでそういうこと言うの?って感じ。言ってる側にはそんなに深い意味はないんだろうけど、嫌なものは嫌。まぁ実際働いているときはしょうがないから、そういうことがあってもできるだけ気にしないようにしてた(つもり)。

なんでこう思ってるかは完全に私の家庭環境によるものなんだけど、長くなるから割愛。

んで話を戻して、なんで今いる環境が居心地が良いかというと、フィヨルドはどんな人でも受け入れていて自分のバックボーンを気にしないでもらえるのが居心地が良かった。自分を知ってもらうために前職の話を表に出すようにしたのはフィヨルド入って1年半くらいしてからなので結構遅いのだけど、前職が歯科医師だと言っても「そうなんですね〜」くらいで気にしないでくれる人がほとんどだった。自分は歯科医師である過去を自分の売りだと全く思ってない(むしろ挫折なので本当は表に出したくない)ので、それくらいの感じがとても嬉しかった。心の中までは分からんけど、私としては自分を自分として見てくれている気がした。とてもありがたい。実際はエンジニアも仕事だから、年齢とかどこで働いていたとか肩書きとかフィヨルドを卒業したとか、そういうバックボーンが就活において大事になってくるのはしょうがない。でもひとまずコミュニティの中で、前職時代に感じてた不快な気持ちになる率がかなり少ないので本当にありがたい。

(フィヨルドの外に出ればいろんなことを言ってくる人がいることをこないだ実感したので、もう今後は前職のことは一切表に出さないことにした)

そんな感じで私はフィヨルドのみなさんにとても感謝しているので大切にしていきたいと思ったし、これからも仲良くしてほしいという話でした。笑

まぁ今の環境のありがたさを思い出させてくれた友人にも感謝〜

@motohiro
楽に書いていきます