自分って虚無だなあ、という話。
二次創作をするだとか、○○についてのレポートを書くだとか、依頼されて作るとか、そういうことはできる。中の下くらいはできると思うことにしている。
でも、イチから作ることが難しすぎる。
根本的に、自分がない。ない、ということだけがわかるから、ない、ということを書くことはできて、逆を言えば、それしか書くことがない。ネガティブな文章は人に好かれないから、どこに見せることもできず埋もれていく。そういうときにここの存在を思い出し、愚痴の溜まり場になっていくのだ。それでもこれを公開にしているのは、誰かがたどり着いてほしい、共感してほしいという淡い期待があるのかもしれない。
好きなものを書くこと、好きなものを人に見せることがひどく怖い。それは誰かが嫌いなものだ、という意識が強くある。なぜなら、わたしが人の好きなものを嫌いなことが多すぎるから。たくさんの人が好むものを嫌いな人間が好きなもの、つまりたくさんの人が嫌いなものなのだ、と思う。
だから二次創作はなるべく人に見せない。Twitterもpixivもしない、ただ自分のサイトに引きこもっている。それが一番読み返しやすいからというだけで、サイト以外に読み返しやすいものがあればそちらに移すと思う。縦式でそのまま読み返さないのは、ウッカリで文章触っちゃったりするのが怖いから。メモアプリはだいたい編集できてしまうから、サイトの方がいいんだよな。
べつにひとが好きなものの話をしていて、それをいいなあ、と思うことはないのだが、『好きなものの話すらできない自分の無価値さ』に打ちのめされることがある。