16:10ごろ
石川県能登地方を震源とする地震が発生(最大震度7、M7.4)。
能登地方には大津波警報が発令。その他日本海側の地域にも津波警報および注意報が発令。
地震発生後、テレビとライブカメラで現地の様子を見ている。ライブカメラで見る限り川の水位がかなり下がっていたので、波が引いているのだろう。輪島市内では大規模な火災も発生しているようだ。
東日本大震災の時に震源地近くに住んでいた。その当時のことが思い出される。あの時は、地震発生以後しばらくは全てのライフラインが使えず、ラジオで情報収集をしていた。地震発生日の深夜にラジオを点けていたところ、津波に見舞われた地域の方からSOSメールが届いていた。「ビルの屋上に避難したが、津波で流れ込んだ重油に火が移ったせいで、ビルの周辺を火で囲まれてしまった」という。アナウンサーがメールを読み上げる強張った声音が今でも思い出される。
今、寒い中不安な思いを抱えながら夜を越さなければならない方々に想いを馳せる。とにかく安全なところに逃げてほしい。全ての人が高波や火の手などの脅威から守られることを祈るしかできない。
・・・
自身の心を落ち着けるために、今年食べたおせちについて書き残しておこうと思う。
私は今年、栗きんとん・なます・田作り・たたきごぼうを作った。ほかは全て母作。手間がかかるものの大半を任せてしまった。ありがたい。
我が家ではおせちを買ったことがない。重箱に詰めるような凝ったことはしないけれども、その年にできる範囲のものを手作りして食べるといった感じだ。今年も、数の子・栗の甘露煮は買ってきたが、それ以外は全て一から調理した。なんというか、「作ること」そのものに重きを置いているのだ。何かを手作りすることが好きだし、自分で作ったものを味わうことも好きだ。我が家はそういう家なのだと思う。