まさかの今日出す。5日しかないけど、まあ3日過ぎても出しておくような気がする。去年もそんな感じだったし。
実家に季節ごとの行事をやる習慣がなくて、なんとなく私もイベントに情熱もてない。やってもらえなかったからやろう!とはならなかった。ただ娘のひな人形はお顔がとても可愛らしくて、自分のために出してるところがあるなと思う。
自分のひな人形、お顔が怖くて苦手だった。小学生のときに口が開いているお雛様には魂が宿るとか言われてて、まさに私のひな人形は口が開いてて、それは怖くて仕方がなかった。
だけど母親は毎年せっせと出してた。なにせ田舎特有の七段の立派なやつだったから、出すも仕舞うも手間がかかったろうに。私なら絶対にやらない。現に娘のひな人形はお雛様とお内裏様だけの、コンパクトな品になる。
でももしかしたら、母もほとんど自分のために出してたのかな?って気がした。お人形を丁寧に丁寧に飾っていくの、けっこう楽しかったりする。
母は悪い人間じゃなく、どちらかといえば善人だとも思うけど、私とは合わないなーって中高くらいから思ってて、まあそれはお互い様だろうけど。ただ自分が親になってはじめて、義母と同居してたこととか8年も私と弟の送迎してたこととか、とんでもなく凄いなってことに気づいたりもした。祖母は超絶わがままのヒステリーだったから、義理の母親としてまあまあハズレだったと思う。ばあちゃん子で可愛がられた私ですら思う。
ちゃんとお礼?ありがとう、みたいの、言ったことないから、母親が生きてるうちに伝えたほうがいいだろうなと最近少しだけ考えたりする。