ツイッター見ていたらランジャタイがトレンドに流れていて、なにやらセカンドの予選?で敗退したからだったらしい。1〜3点を観客が投じるようで、1点が9人いたようだ。ランジャタイファンが1点をなくすことはできないから如何に3点を増やすかが目標とポストしていてなるほど、言いえて妙である。
そもそもランジャタイの良さは1点をつける人がいることにある。漫然と3点じゃないから2点つけとくかーと思う人の少なさが良さなのだ。ランジャタイを面白くなかったと評する人に、そっかージャタイ刺さらんかったかー!と言うことにこそ価値がある(この言葉は芸人永野の至言である)
こういう存在に滅法弱い私は勿論ランジャタイが好きだし永野が好きだ。舞城王太郎が好きだし北野映画が好きだ(北野作品はここのところめっきり見やすいものが増えたとはいえ)
この面白さがわかる自分になれる。それぞれのクオリティが保証されたうえでの付加価値だろう。私もそういう存在でありたい。万人受けよりも一部に深く刺さりたい。価値を見出されたい。なぞ、俗っぽい願望を抱えながら月末の原稿に赤を入れている。
「本のエンドロール」取り扱っている内容こそ興味深く読んでいるが、それにしてもキャラクタや文体が平成初期を思わせる。6年前の刊行と知って仰天。