日記を書こうとして、昨日書いていなかったことに気づく。反省。
川上未映子「愛の夢とか」読み終わる。最後の一編まで素晴らしい作品であった。あまりに良すぎて「ウィステリアと三人の女たち」、また川上未映子イチオシの芥川賞受賞作品「abさんご」を読後すぐに求めた。abさんごはなるほど、あえて読みにくいのか……あえての読みにくさで読者に体験を与えているのか……しかし慣れるまで苦労しそうな気配。
川上未映子、落ち着いた文体ながらどこか都会的な空虚さが魅力だなあと思う。文学界のなかでは秀才タイプなのではないかなぞ、余計な思いを巡らせる。少し人工的なにおいがするからなのかもしれないが、そもそもスタイリッシュなものでかえって少し無機質なくらいでいい塩梅。
ツイッターにて、小説履歴書なる講談社が発端のハッシュタグ企画を眺める。ツイッターを愛好している人々の読書傾向になるほどなるほどと呟いてみた。