たぶん今必要なのは孤独の時間だと思った。

msonrm
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公開:2024/8/20

双極性障害という厄介な病気をもっていて、いつも「いまのこの気分はいつまで続くのだろう、どうせまた躁に(鬱に)転じるのではないか、やだなあ」といった不安を常に抱えて生きている。

いまは幸いなことに比較的好調な心境だが、気づくとゆるやかな下り坂に差し掛かっていたり、逆にトップギアが入っていることもある。鬱は嫌だが、躁も同じくらい嫌だ。疲れるし、周囲の人に確実に迷惑かけるからなあ。

そんなわけで、平穏無事な毎日を希求しているが、そううまくはいかない。気分に大波があって、でも波の大部分は水平線の下側(つまり鬱だ)に属している。多少の波はあっても、大局的には、気分は沈みがちだということだ。

逆に波の上側にあたる時期はどうなるか。気分はのりのりなので、貯金額に関わらず散財したりする。直近ではiPadを購入してしまった。いちおうiPhoneアプリの開発のため、ということにしており、実際にアプリ開発もしているが、まあ、必需品ではないわなあ。

iPhoneアプリは完成し、でもAppleの審査部に却下を喰らい、それがきっかけになったのか、躁の波を順調に滑り降り、いまは鬱っぽい領域にハマりつつある。鬱の圧力に抗して別アプリを開発中ではある。ではあるが、鬱の波には抗し難く、なんとかしなきゃと藻搔いている段階。

こんなときどうすればいいのか。人によって藻搔きかたは色々あるのだろうけれど、私の場合は、「思っていることを全部書き出す」のが有効だと思っている。ので、この記事を書いている。

鬱っぽいときは、薄く「なんとかしなきゃ」などと考えたりするけれど、どうせ真剣になんかするほど気力なんてないんだから、「なんとかしなきゃ」はXでひたすら同じようなキーワードで検索し続けたり、本棚からそれっぽい本を出してちょっと読んで違うなとか思ってすぐに別の本を読み出したり、まあそんな感じに不毛な繰り返し行動をとりがち。

わかってる。「思っていることを全部書き出す」が有効なことを。でもそれほどの元気がないし、すぐにTVやXに気を取られて落ち着いて物事を考えられない。そう、孤独が必要なのだ、この時期は。孤独に浸り、孤独と寄り添い、孤独を見つめ、孤独を通して自分を見つめ直す必要があるのだ。

そんなわけでこの記事は、ひさしぶりに孤独を確保した悦びに乗って書かれている。いやあ、やっぱし効くね、思っていることを文章にするのは。文章にするためには気持ちを見つめないといけないし、そうすると今の気分の原因がなんとなくわかるし、原因がわかると改善に繋がるし。

記事的にはぜんぜん結論に至ってないけれど、気分の改善には至ったので、これはここで終了。ではまた。

@msonrm
日記を書きます。大したことは書きません。