2024.7.17

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公開:2024/7/17

妹の子どもの名前が(ほぼ)決まったらしい。すくすくと伸びる草、ひろびろとした野原、という意味合いらしい。響きもかわいらしくて素敵だ。たのしみだなあ。

桃を切って、三人で食べた。箱から取って、まず匂いをかぐ。甘い桃の香り。このときの香りのことがいちばん好きかも。洗って産毛を取り、お皿の上で小さなナイフを使って切っていく。こうやって台所で一人で桃を切る時間のことを愛している。すぐに熟してしまいそうなので昨日の晩から臆せず切っているが、もうこれで半分食べ終わった。大好きな桃、めいっぱい楽しんじゃおう。

冷蔵庫には昨日入れておいたLA CASA DI Tetsuo otaのお菓子が。そちらも出してきて、三人で食べた。カフェインレスのコーヒーを淹れる。マカンボとフルッタカンディータのクッキーは、かなり大きく、3枚入っていたので三人で1枚ずつ。キャラメルポップコーンも少しだけ開けて食べた。うーんやっぱりとっても美味しい!特に、キャラメルポップコーンの苦味が大好き。ポップコーン3袋買ったが、こんなに美味しいならやっぱりもっと買っておいて、人にあげまくればよかった…… と思った。あげたい人がたくさんいる。

ティータイムを終え、メイクをして着替えた。今日はココア色のすっとしたワンピースに、旅行のときに買ったFrench Bullの黒い透かし編みのしゃりっとした靴下。あたらしいアイテムをおろすと気分が上がる。

相変わらず今日も遅刻したわけですが、もうすぐ着くというタイミングで「出勤してますか?」というメールが入り、ひええとなった。電話したが出なかったので、とのこと。銀行を回っていたという言い訳をして、(おそらく)事なきを得た。ギリギリすぎる。

仕事場に到着してからは、友人と電話しつつ、かなり仕事をした。パソコンも多少ぽちぽちして、短時間で議案書を完成させて送ったり、チラシの作り直しをしたり、あとは会費請求の書類をひたすら封入。会議中もやったが終わらなかった。また明日やります。それにしても細かく合わないところがあるもので、修正しながらやっていかないとな。だいぶ作業が進んだので、今朝までの動悸もすっかりおさまった。朝起きた瞬間からやるべき仕事が頭をめぐり、心臓がばくばくしていた。手をつけるまで、やるべきことって本来よりも大きく見える。仕事に手をつけ始めたところではかなり焦って気がそぞろ、あっちもこっちもてんやわんや…… という感じだったが、郵便物の処理や部屋の片付けをしたら、落ち着いて取り組めた。

友人との電話では、仕事のことや引っ越しのことについて話した。生きること、難しすぎる。共通の友人と三人で一緒に(近くにでもいい)住もうかという話をいつからかしているのだが、三人分のタイムラインを合わせるのって、めちゃくちゃ難しい。それぞれ生活が大変すぎ、時間が経てば状況も変わるので、話が塩漬けになっております。わたしは「別の街に住みたい」という気持ちにいちばんの優先順位が付いているのでどうとでもなるのだが、次の優先順位が「広い部屋に住みたい」なのがちょっとネックで、単身用の住居は狭すぎて絶対に嫌→誰かと一緒に住む、を満たす必要がある。どうにかこうにか、友人たちと(なるべく負担をかけずに、できる範囲で)擦り合わせをして、引っ越しを実現したいと考えている。擦り合わせられる状況になるタイミングがなかなかないが、そこはもうとびきり鷹揚に構えたい。

議員になるという選択肢を持っていた頃は自分がいま住んでいる自治体に住むこと、そして市民運動にかかわることにこだわっていたのだが、最近なんかもう飽きちゃったな、と思った。とにかく、もう飽きちゃった。わたしにとっては「ここから出ること」が何よりの目的であり、それよりも仕事を優先させたいという思いはいよいよなくなってきた。ここから出たい。住むところを変えたい。議員になるという選択肢をホールドしておくことにもう疲れちゃったのかもしれない。この地域からずっと出られないなんて嫌すぎる。とにかく別のところに住まなくちゃいけない、という強迫観念じみたものがある(もう26年も同じ土地に住んでいて、引っ越しても同じところだなんて嫌!議員になったら4年単位で追加だ…… そんなのってありえない!)。だから、議員になるのはなんかもういいや、と思っている。もし将来的になれたらたのしいだろうが、生まれ育ったところじゃなくてもいいな。別の場所でかがやけるとよいのだけど。

三人で生活をやって本を作りたいな、とぼんやり思う。そう考えると元気になる。

会議が終わって、くず餅をもらって食べ、退勤。集まりが悪く、懇親会がなかったのが残念だった。早く帰って休みます。相変わらずビールが飲みたいし、揚げ物も食べたい。うう。イベントとして楽しむためではないジャンクフード摂取、ただただ「バランス崩れてますよ、結構あぶないよ」のサインでしかない。

別の友人から、仕事を休むことに決めたという連絡があり、ほっとした。旅行中、めちゃくちゃ体調が悪そうだったのだ。仕事、どんどん休んでほしい。何よりも休息がだいじ。

帰り道には日記が書けたので、ちょっと気持ちのざわざわも落ち着いてきたのだと思う。仕事をしたから落ち着いたのかな。気分や身体の調子の波と付き合いながら生きている。