2024.6.7(2)

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中高同じで、留学プログラムも一緒だった友人と、地元で飲んだ。その子は都外の大学へ通っていたので卒業後はたまにグループで会うくらいだったが、就職でこちらへ戻ってきてしばらくして、地元に引っ越してきた。昔の知り合いとあらためて仲良くなるのって、いい。11歳からのわたしを知られている。

好きなお店で、おいしいものをたくさん食べた。鯵のお刺身、鯖の煮付け、栃尾揚げ、胡麻の寄せ豆腐、岩海苔と豆腐のサラダ、海老のふかふか揚げ、秋田味噌クリームチーズとクラッカー、長いもの梅焼き、ホタルイカの一夜干し、焼きおにぎり。ビールはこの前来たときのほうがおいしかったが、それでもやっぱり泡がクリーミーで最高。

19時半集合で23時までたくさんたくさん話した。意見が一致するところも、違うところもあって、それでも「わたしはこうなんだ」「ああ、違うんだね」と言い合えるのが嬉しく、楽しかった。

いろいろ話していると、中高のころの人たちは、わたしの激しく極端な気性の発露を浴びていたのだなあ、と思う。それを魅力と言ってもらえて、救われる思いだったが……。中高の人たちって本当にみんな心根がやさしくて、いい人たちだった。そんなに仲が良かったわけでもないのに、いまでもたまにメッセージをくれたりして、その人のよさにびっくりすることがある。いいところにいたなあ。

今の自分は、たぶん本当に丸くなったのだと思う。昔の知り合いに会うと、今の自分のイメージよりもずっとはっきりした人間としてうつっていたようで、なんとも言えず、ははあ、となる。

酔っ払って、頭痛い…… となりながらマーキントンをだっこして眠った。