2024.6.27

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公開:2024/6/28

今日も5時過ぎに目が覚めてしまったが、7時頃まで二度寝できた。ここ数日全然気持ちが落ち着かないな。

コーヒーメーカーでコーヒーをいれている間に、無音ラジオ体操(順番めちゃくちゃ)、屈伸と伸脚をやった。終わってコーヒーを飲んでいるあいだ、身体がじんわりとあたたかかった。これが運動か……。ささいな運動でもこうなるのだから、普段どれだけ足りていないかわかる。やはり体操やヨガはやったほうがいいなあ。

仕事に遅れて到着、またしてもお蕎麦屋さんに直行し、かきあげともりそばを食べた。揚げ物を食べると頭が痛くなる体質なのだが、今日はぎりぎり「痛みの気配」くらいで済んだ。ラッキー。もりそばを頼むとき、栄養的に何かついていたほうがいいような気がして天ぷらを頼んでしまうが、別のもののほうが良さそうだな。わかめかな。考えよう。

そのまま心療内科に向かうと予約時間ぴったりだった。簡単な診察を受けて、「昼間の眠気がまた出てきて…… 朝も早めに目が覚めてしまうんです」と伝えた。そこで「最近、仕事や私生活で変わったことはありますか」と訊かれて、表向きは「特にないです」と言いながらもはっとした。この眠気、合唱団には戻れないことを確信して、完全に離れてから出てきている。びっくりした。身体って本当に素直なんだ。思ったよりショックを受けているようだ。こうやって「変わったことはないか」と確認されなければ、まったく気づかないまま「最近なんか調子悪いんだよなあ、また以前の症状が再発している……」と漠然と思うだけだったろう。「何か変わったか」を定期的に確認するのって、結構大事なんだなあ。連続的に流れていってしまうものも、ある点から振り返ると大きな変化が起きていることがある。たとえば、「変わったこと」を思いつく限りリストアップしてみるとか、いいかもしれないな。

ここ数日、日記を書く気が起きない。平日の仕事の日って特に何も書きたいことがない、というのもあるのだろうけれど、それ以上に書く気が起きない。明確に本を読むことができなくなってきた。時間があっても読めない。日記の中でつらつらとあることについて考える、ということもできていない。気分の落ち込みがないのがありがたいが、急激に調子が悪くなっている感覚。身体が追いつかない感じがするので、動かしたり、ケアしたりしたいな。

おやつは電気ブランのレーズンサンドをふたっつ。昨日の会議に来たおじいさん(すごい弁護士)が「あとはお嬢さんに」と残しておいてくれた(ジェンダーを特定するような呼びかけってしないほうがいいんだろうけど、わたしはシスジェンダーなので呼ばれてもまあいいか、で流せてしまう)。「お嬢さん」なんて普段呼ばれないので、なんだか面映かった。そんな歳でもない。でも嬉しい。

先日もブルースカイにポストしたが、自分も「かわいい人間」であることを思い出させてもらえる瞬間って、すごく嬉しいんだと思う。人間ってかわいい存在だとつくづく思っているのだけれど、自分自身にも同じように「かわいさ」があるんだな、と思える瞬間。パートナーに「かわいい」と言ってもらったときや、おじいさんおばあさんに甘やかしてもらったとき、「ああ、自分もかわいい存在なのだ」と思う。そういうふうに、「かわいい」存在として扱ってもらえる、その手つきをこそばゆく感じるのかも。なかなかないからね。わたしが受け取る機会の少ないケア(=気にかける)の形態かもしれない。

バスに乗って税務署に行ったら、本人確認書類が足りなくて済ませられなかった。その後別のところで置きチラシの申請はできた。こういう細々したことのほうが、断然難しい。パソコンの前でぽちぽちやることは大抵できるが、他のことにとことん弱い。わりと大きめな申請における書類作成をすると、「大変だったでしょう!お疲れさま」と声をかけてもらえるが、その作業はわたしにはまったく大変ではないのだ。窓口まで行って、これが違う、あれが足りない、これはここじゃなくてあちらです、みたいになって再度出直したり、何度も往復したりすることになるのが超苦手。明日こそきちんと揃えて書類をもらいに行くぞ。

帰りの電車で、折坂悠太のインタビューを読む。

一つめは昨晩読んだもの。「戦争しないです」は思想ではない、イデオロギーではない、ということの力強さよ。

二つめを読んで、ちょびっとだけ泣いてしまった。こまやかで、良いインタビュー。

パートナーから「今日電話できそう」と連絡があり、たのしみに帰った。

帰宅して、銭湯は時間がないので行けないが、外食しに行くか…… と財布を持って出たのだが、5mくらいで「一回確かめてみてもいいのでは?」と思い直して、ヨガスタジオを兼ねている階下のドアを開けてみる。レッスン中なのは知っていたが、母が「今シャワー浴びたら?」と勧めてくれ、そのあいだに夕食も温めてくれた。お風呂もごはんも、お金をかけずに家で済ませることができ、思い直してよかったあ、と心底思った。

都知事候補の蓮舫さんのインスタライブを視聴して(視聴していることがフォロワーには伝わるはず、と思ったので)、結構元気をもらった。笑うことって、たぶんいちばん大事だ。ひとと話してたくさん笑いたいよ。「20代の頃は、いっぱい遊んでいっぱい仕事してた」「何か言われたときは、ごはん食べてお風呂入って寝る!」と、さっぱりした清々しいことばがたくさん飛び出していて、ああ、何もかもめいっぱいやるって、こんなにきらきらするんだなあ、と思った。わたしもそうしたい。めいっぱいやりたい。

パートナーと電話をはじめた。パートナーが出張から自宅に戻ってきていて、食器を洗ったり(大変そうだった……)、ごはんを作って食べたり、洗濯機をまわして洗濯物を干したりする音を聞きながら、わたしのほうは洗濯物を畳んで片付けた。なんてことない話をしているうち、ここ最近では味わったことがないくらいに心地よい眠気がやってきた。ゆっくりと眠たくなって、夢うつつでパートナーの声や生活音を聞いて、おやすみを言って電話を切ったあとはすんなりと入眠した。こうやって寝るのがいちばん健康的かも。