2024.5.15

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公開:2024/5/15

今日は家に妹が泊まっていたので、妹と母と三人で朝を過ごした。

妊娠している妹のお腹にいる赤ちゃんは、今15cmくらいで、もう動いているらしい。この前は3cmだったのに!あっという間だ。すこしおなかも出てきたんだって。あと半年らしいが、半年なんて本当にびっくりするほどあっという間だろうなあ。

デカフェのコーヒーと、妹が知り合いからもらったらしいクッキーを食べた。土曜日には親たちのみの両家顔合わせだそうで、そこで身につける服やかばん、アクセサリーを引っ張り出し、「それはやめて!」「それ可愛いじゃん」というのをやった。ドレスコードって難しい。

今日は、薄手のホワイトのひらひらした長袖に、ミントブルーのワンピース(妹のお下がり)を合わせて、シルバーのバレエシューズを履いた。アクセサリーは、パールの指輪、ビーズの指輪、陶器のお花とシルバーの葉っぱのピアス。明るく晴れた日だったので、かろやかな装いにしてみた。母が「かわいい」としきりに褒めてくれた。

こんなにかわいい格好をした日でも、日焼け止めのみ、すっぴんである。誰にも会わない仕事ゆえ……。というのはもちろん、女性というジェンダーのみに「社会的マナー」のようなかたちでメイクアップすることがほとんど強制されていることを、よく思っていないからだ。わたし自身はそんなにメイクすることを楽しむタイプではない(肌荒れなど、不調を補正したり、目立たなくしたりして、精神的な平穏を得る、ということはありうる)。肌荒れしやすい体質であることもあり(あとお菓子の食べ過ぎでビタミンB群が使われ、不足しやすい)、なるべく普段は肌に負担をかけたくない。ただ単純にめんどくさい、というのがいちばんかもしれないが……。普段のメイクも10〜15分なので、面倒だと思う必要すら別にないのだけど、そこでやっぱり、「15分しか時間かけないなら、もう別にしなくてもよくない?」になる。コスメが好きとか、気分が上がるとか、そういうポジティブな影響を受ける度合いがかなり低いため、メイクは休日お出かけするときにする、という程度になっている。もちろん、メイクをすると、肌が整って見えたり、目もとに素敵な色やラメがついたりして、うれしくなるということはわたしにもある。しかし、気分を上げるというよりは、かわいい服を着てお出かけするのに顔のトーンや印象を合わせて、気分が盛り下がらないように、という思いのほうが近いかもしれない。だから、特別な気分を上げたい日が来たときにいちばん困る。気分を上げるためのかわいいコスメを、ひとつも持っていないからだ!肌に影響が出るからメイクできなかったり、メイクの回数を減らさないといけなかったり、使うコスメを制限したり、買う前に調べて買ってから試してを繰り返さないといけなかったり…… というひとがいることを考えても、メイクありきでスタイルや装いを考えないといけない、というのは、多大な強制力だと感じるなあ。どんな場でもすっぴんで大丈夫、とはやっぱり言えないもん。「化粧をした顔」が無徴であり、「すっぴん」が有徴になる、という規範(男性ジェンダーだと逆だね)の圧力は、ある程度の年齢以上の女性ジェンダーにかかり、内面化されていくことが多い。(高校~大学時代くらいの「メイクしないとだめ/メイクしちゃだめ」、のあの奇妙なダブルスタンダードは、女性ジェンダーに「無知であること、無垢であること、手を加えないこと」=自然なままでいることと、(自然なまま)「美しく、均整がとれ、不調やノイズのないなめらかな容姿であるべき」が接続していたのかな、と思う。そこに、メイクアップや装いが持ちうる、撹乱やはみ出し、他なるものへの変身といった、現状変革/あたりまえを問い返すパワーは想定されておらず、あくまで「ナチュラルメイク」が要請される。)だからこそ、「ここではすっぴんでも大丈夫」と都度判断して選択することは可能になるけれど、すっぴんでその場にいてもいいかどうかを気にする/確認するということ自体は、やらざるをえない。しなくてもいいけれど「する」ことも選択できるのと、することにはなっているけれど「しない」ことを選択できるのは、全然違うことだと思う。 メイクを「あたりまえにするもの」というわけでもない、ということにしたいから、ささやかに抵抗を続けている。電車にすっぴんの若年の女性ジェンダー表象の人間が乗っていたり、街中をへいきで歩いていたりすることで、「そういうひともいるんだ」と誰かに思われているといいな。抵抗は抵抗としてやりつづけると同時に、自分をエンパワーしたり、気分を落ち着けたりするために、メイクという手段を使うこともできる。特別な日に気分を上げるためのコスメをひとつ持っておいたり、肌の不調を日々ケアしていったりすることも、自分のためにしっかりやっていったほうがいいかもしれない。

最近めっきり肌の調子が悪く、ごわごわしていて赤みも増しているし、コメドができてニキビになるところもある。手持ちのアイテムではずっとごわごわのままなので、ついにあたらしく洗顔料を買ってみることにした。気になっていたイタリアのクレイのもの(ARGITALのグリーンクレイペースト)で、お高めだったのもあり、メルカリでお試しも兼ねて買いました。化粧水も母が買ってきた大容量のやつをびちゃびちゃ使わせてもらっているが、洗顔料を変えるならとこちらも買ってみることに。ということで、「寅の子すて〜しょん」というPodcastのDiscordサーバーで窓辺さんがおすすめしていた、anuaのドクダミ77%スージングトナーを、こちらもメルカリで買ってみました(1時間前出品、ほかの出品より明らかに量が多く価格が安かった)。本当はこういうの、ラインで揃えて使ったほうがいいってわかってるんだけど、なんとなくできない。一気に、となるとハードルが上がるんだろうか……。でもそれぞれ使ってみるのがけっこうたのしみ。どちらもヴィーガンのものだよ!(認証があるというよりは、動物実験をしていない、動物性由来の原料不使用を明記してある。)使うものを変えるだけじゃなく、運動もしたほうがいいし、皮膚科に行って薬をもらってきたほうがいいけれど……。肌の調子が悪いとやっぱり気になるので、変えてみて、これからよくなるといいなあ。

婦人科に心療内科と病院に行ったり、鍼灸に通ったりと、身体の不調をやわらげるためにお金を使っていて、何なのだろう、と思う。今年はそうするぞと決めたからいいけれど!やっぱり26歳、「健康」でいきたい。対症療法だけではなく、運動や瞑想を習慣づけて、不調を予防できたらいちばんよいのだろうなあ、といつも思ってしまう。今は不調がたくさん出ているけれど、少しずつ苦痛が減って、大丈夫でいられる時間が増えるように、対症療法も根本的な体質改善も、どちらもやってみようと思う。

とにかく、最近は抗不安薬を飲まなくても、体調や気分が悪くなることがなくなった!なんでだ!!天気かもしれない!!でも勝手に服薬をやめていいわけじゃないから、みんなは真似しないでね。

さて、通帳記帳のためにあたたかい日差しのなかをお散歩して、きつねそばを食べ、職場に置いておくためにチョコリエールを買い(チョコリエールがブルボンのあのシリーズのなかでいちばん好き!)、すこし仕事をした。最後に本をすらすら読んで、はやめに帰ってきた。

年金の支払いをして気づいたが、貯金が確実に減っており、自分の支出を把握していなさすぎる。どうしたらいいんだ……。はやめになんとかしたほうがいい気がします。

外にうるさすぎる虫、出現…………!!窓閉めたらうるさくなくなった。窓ってすごいじゃん。