2024.7.3

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水曜日。今日からひさしぶりに仕事だ。

休みの間、電話もかかってきていたし、やることが結構ありそう。しかしそんなに仕事に行くのが嫌だという気持ちにはならなかった。ゆっくり休んだおかげかなあ。つらくなって適応障害になってから、環境調整もしてもらえず、傷病休暇もなく、こうやって休むことができないままがんばって3ヶ月以上過ごしてきたので、たった2日であっても仕事を休めてよかった。適応障害になったことを上長に相談した際、6月末までは大きなことが詰まっていたので、それまではがんばろう、と言われていたのだった。それが終わったらいくらでも休んでいいから、と。まったくその通りのタイミングで、身体が反応して、6月末の出勤日の夜から具合が悪くなったのだった。身体の素直さ、そして正確さにすこしばかり驚く。

仕事場を素通りしていつもの蕎麦屋へ。夏の風物詩らしい納豆そばを頼む。ひやかけだ。これがびっくりするほどおいしかった。納豆、ふわんふわんの大きな鰹節、刻んだ大葉に、ねぎ、卵黄。納豆の旨みが鰹出汁と合う。すごい。これがいちばんおいしいかもしれない。夏って最高!

仕事場に来て、休んだことで溜まっていた仕事をばーっとやった。2時間弱くらいでもういいかな、になった。集中力ってそのくらいかも。

来週の大阪京都旅行の話をやっとしはじめた。なんだか最近自分も含めて周りがみんな疲れ切っていて、メンタルもやられているし、本当に旅行に行くのか……?という感じだったのだが、動き出してきました。大阪は行ったことがないのだが、大阪の観光って何するんだろう…… になり、なかなか計画を立てる気になれなかった。わたしは基本観光が好きではなく、ただ違う空気を吸って、その土地のものを食べて、あとはのんびりしたいだけなのだ。京都にも行こうという話になり、京都は歩いているだけで楽しいところなので、安心して俄然行く気になった。よかった。旅行に行く気にならないのは、しっかり疲れてるからだろうな。休みたい。

仕事に飽きたので、7月のプレイリストを完成させた。もうすこし歌やバンドサウンドが多めになるかと思いきや、Bruno Pernadasを後から入れたおかげでだいぶ違う雰囲気になった。

7July

さて、これにて1年分のプレイリストが完成いたしました。8月から毎月、12個プレイリストを作ってきた。1年分作ったら公開しようと決めていたので、12個のプレイリストはすべて公開に切り替えた。

リンクを一覧でぜーんぶ貼っちゃお!ぜひ聴いてみてください。その月っぽい音楽をイメージして並べているので、聴くのにも1年かかるだろうけれど。


8August

湿った熱風と波の音、浜辺。上出来なのでおすすめ!Marcelo Camelo、Steve Lacy、Nilüfer Yanyaがめちゃくちゃ良いです。テーム・インパラも大好きだし、Bon Iverも何気にラストに置いている。すっごいがんばって曲順を組んだ。構成に意図があるプレイリストとなっております。

9September

切ない残り香みたいなぎゅっとなる感じ。Saya GrayやArlo Parksを入れた。わりとポップなアーティストの甘い曲たち。宇多田ヒカルの「Letters」って切ないよね……。まだ熱い砂浜のイメージ。

10October

昔のアーティストを入れた月。あたたかみのある音と歌詞。わたし的・ラブソングです。The Beatles、The Beach Boys、Sam Cooke、Thelonious Monk、といった感じ。後半にはEnjiの変わり種を入れている。パートナーとの交際記念日が10月にあり、それに寄せたため、ラブリーな曲ばかりが入っています。

11November

冷たくなりはじめた空気。Sudan Archivesを入れた。Bendik Giskeの、張り裂けそうな感じ。あとはSam Gendelをたくさん。絶対に折坂悠太 feat. Sam Gendelの「炎」は入れたかった。11月は焚き火の季節よね。

12December

かなり上出来で気に入っている。Hania Raniの、冬のきらきらした空気、雪がきらめいているみたいなピアノの静かな打鍵の音。シガー・ロスにもそれに近い、寂寞とした風の音と空気の透きとおったきらめきがある。James Blakeって本当に天才、と思う。坂本龍一や、中村佳穂の「闖入者」でもピアノの音を入れ、その音色でまとめたプレイリスト。

1January

邦楽をたくさん入れて、歌もたくさんなのにまとまったので、わりと気に入っています。はじまりの月なので、テーマはいのちのゆりかご。マヒトゥ・ザ・ピーポーをはじめてちゃんと聴いた。大・お気に入りの柴田聡子「あさはか!」など冬休みっぽい曲たちも。「この部屋がふとんだらけになればいいのに」と思いながら生きている。

2February

危険な外界から遮断された安全な世界。青葉市子とCorneliusの「外は戦場だよ」は、友人に「あなたみたい」と教えてもらってから大切な曲。坂本龍一とアルヴァ・ノトの「Uoon Ⅱ」を最初に入れ、そのムードが通奏低音になる。大好きなCalros Niño & Friendsの「Pleasewakeupalittlefaster please...」は絶対に2月に入れたかった。この2曲は、映画館の上映前にかかっていたり、ライブの前にかかっていたりすることがある。これは出来がいいほうだと思う。お気に入りです。

3March

湿ってぬかるんだ土の感じ、春の予感のような音楽たちを組んだ。地球の隅々まで吹き渡る風のような、あるいは子守唄のようなAndré 3000。それからNala Sinephro、冥丁、Blake Mills。パートナーは、水音と尺八のような笛の音がするJoseph Shabasonを気に入ってくれた。好きなプレイリスト。

4April

ごちゃごちゃしているからお分かりと思うが、かなり苦労した。絶対にFrank Oceanの「Pink + White」を入れたかったの。鳥の声と、身体が心地よく揺れるあのグルーヴが好きなんだ。このプレイリストで中心になっているのはTyler, The Creator。"The Creator"がここまで「その通り」な人っていないですよね。Chris Dave、DOMi & JD BECK、Louis Coleと、後半はドラムの音が目立つ曲が入っています。これで歩くと4月の気温は気持ちいい。

5May

誕生月なので、どんな曲に祝われたいか、と考えて組みました。Duval Timothyの和音の胸にくる重さ。中村佳穂のいつ聴いても涙が出る「Hank」。「すきっぷ すきっぷ」のところを口ずさみたい柴田聡子「さばーく」。わたしの大好きなアーティストたちを詰め込んだプレイリスト。

6June

正直いちばんの上出来のプレイリスト。はやくみんなに紹介したすぎて、過去日記で紹介済みですね。Conrad Grahamとsomhos tomam contaのアルバムがめっちゃ良いんだよな。これ聴くとPanchikoを入れたくなる。間に大好きなtoe(ドラムがほんとうにいい!)、それからThom Yorkeも続けて入っている。スクエアプッシャーのめずらしめの明るい曲も、雨上がりみたいでいい。

7July

Bruno PernadasとMetá Metáは7月に入れたかった。Khruangbinもね。Abe Roundsが参加している「The Look of Love」は、お酒が飲める音楽イベントで聴いて気に入った曲。どうしても折坂悠太「針の穴」も7月に入れたくて(1年前から決めていた)、なんとか残せた。


ふー、以上です!

湿気で汗ばみ、気温も明日はついに猛暑日の予報。7月だ。下手に適当なお菓子を買うより、フルーツを買ったほうがいい季節がやってきた。ドーナツも3つ買ったら500円するもんね。フルーツ買いましょう。