2024.8.2

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公開:2024/8/3

夏休み前最終日。仕事を全部終わらせないといけない。朝からちょっとどきどきしていた。

ハイビスカスとラズベリーリーフ、エキナセア、シナモンのハーブティーを淹れて飲んだ。本で読んだもの。夏は酸味がおいしくてうれしい。母が今度のイベントでこれを出したいと言ってくれたので、「量は適当に、自分がぴんときたものを入れればいいんだよ」と言いながら、使ったハーブを教えた。

今日もお味噌汁を持って、おにぎりを買って出勤。おにぎりも5種類なのでひとめぐりしてしまい、ちょっと飽きてきたかもしれない。

上間陽子『裸足で逃げる』を読み終えた。暴力にさらされる女の子たちのインタビューをもとに書かれている。このように寄り添うおとながいるということに希望を感じたし、わたしもそういうおとなの一人でありたいと思う。幾重にも重なる困難、その固い結び目が見えてくるような描写(それがほどける糸口をきちんと探りあててつまむことは、わたしたちの課題だと思う)。きわめて私的な経験が構造を色濃く反映している、ということがよく分かる書き方だった。その構造のなかで生き延びる女の子たちの隣に立ちたい、と強く感じた。性暴力・性加害、DV、家父長制はもちろん、セックスワーク差別についても、もっと学びたい。

てんやわんやと仕事をして、終えたとは言えないまでも終わらせた。イベント準備もしたし、日程調整もやったしで、本当にえらかった。めっちゃがんばった。仕事をやっていると、ゆううつが減る気もする。そして記憶も。

「退勤!夏休みだ!!」とうれしい気持ちでスキップしそうだった。夏休みのはじまりって、いくつになっても最高な気分。

帰りに図書館に寄って予約資料を受け取った。イ・スラ『29歳、今日から私が家長です。』と、いい本屋で見かけて気になっていた『熊本かわりばんこ』。そして最寄駅でも受け取り窓口で予約資料の受け取り。ハン・ガン『菜食主義者』、キム・チョヨブ『私たちが光の速さで進めないなら』、『ふだんづかいの倫理学』。ふう、やっと書名を日記に書けたよ!いつも忘れがち。買おうか迷った、今も本屋さんで見かける本たちを予約したので、読みたさの鮮度が高く、気分が高まる。

迷って迷って、旅行に持って行くのは『熊本かわりばんこ』『私たちが光の速さで進めないなら』『29歳、今日から私が家長です。』に決定。読みやすそうなものにした。長めの『ふだんづかいの倫理学』を入れるかしばらく考えたが、旅行中にそんなにいろいろ考えたくないかも、というか本持って行くだけ持って行って読めないかもしれない…… となって、泣く泣く3冊におさめました。なんてえらいんだ。

2日連続でサイゼにお世話になり、帰宅してメイクを落としてパック、クリームを塗った。

そこからはひたすら荷造り。きれいに干しておいた服をていねいに畳んで、しわのあるものはアイロンをかけて、大きなかばんに入れた。買ったばかりの大きなカバンは、ブルーとブラウンのチェック。かたちがかわいいので、いつか写真を日記に載せたいですね。

化粧道具などは明日の朝身支度をしてからでないと入れられないので、服の用意が終わると早々に寝た。それでも22時になってしまった。明日は熊本へ行くので、2時半起きです。なぜ始発で出るスケジュールの飛行機をとってしまうのか、次回は反省してもっと遅い時間のを取ります。