今日はなんだか一日にこにこしていられたし、仕事もぐんぐん進んだ。パートナーとひさしぶりに会って、ぐっすり眠ったおかげかしら。
コーヒーを飲み、朝ごはんを食べ、食器を洗い、洗濯物を干し、シャワーを浴びた。今日は先日捨てようか迷ったブルーのリブニットのワンピースを着てみた。胸もとが大きくあいていて、身体のラインがはっきり出るもの。最近の自分のムードには合わないので、売るか譲るかしようと思っていたが、最後に一回着たかった。着てみたら着てみたで、自分が鏡にうつるたびに「いいおしりしてるな……」と思えるのが結構よかった。わたしは胸囲がなくすらっと着こなせるので、着るものがぴったりしていても、あまりセクシーなムードが漂わない。安心して自分の身体の好きなところを表現できるのは、嬉しいし楽しい。
1時間遅れで仕事場に到着し(月曜日にしてはえらい!)、さっそく銀行窓口へ。やり方がよく分からなくて緊張したが、なんとか振り込みを終えた。よかったあ。ネットバンクしか触ったことがないので、仕事で窓口に行くと、「届出印……?これですか?えっこれじゃない?じゃあこれ?ええ違うの!?」「振り込みしたいのに、なんで『お引き出し』の紙に書くの……?」とはてなでいっぱいになる。ネットバンクなら簡単なのに。以前適応障害の診断がされる直前、婦人科を受診したくらいの頃、銀行で振り込みの手続きが上手くできず、裁量がなく印鑑を渡されておらずどうしようもないので、銀行を出てすぐのベンチで人目も憚らず大声をあげてわんわん泣いたことがある。泣きながら、「通りすがる人たちみんな、わたしのことを身内に不幸でもあったのかな、とでも思っているだろうな……」と思うくらいの泣き方。どうしようもなく惨めに感じたのだ。しかし今は同じことがあっても多分泣かないだろうと思うので、あのときはよほど精神的にきつかったのだとあらためて思う。ちょうど2ヶ月前の出来事だ。2ヶ月で結構回復してきたように思う。
今日は非常に蒸していた。夏、32℃が限界かもしれない。これが夏の上限でいいです。日傘を差しても、まるで蒸気のような、むわんとした夏の空気が身を包む。夏の匂いがする。道端の緑やすれ違う人たちになんだかうれしくなってしまって、ちょこっとだけ口角が上がる。夏のはじまりを満喫しながら歩いていると、きれいなイエローの服を着た方を3人も見かけた。気持ちがぱっとさわやかに明るくなる。装いって、本人だけでなく、まわりにとってもハッピーなバイブスを与えるものだなあ、と感じる。わたしのブルーの服もそう映っているといいな。
お昼ごはんを食べ、おやつにもらいもののどら焼きを食べる。オレンジピールが入った白餡!うれしい。夏らしさ。
午後もきちんと電話を取り、頑張ってタスクをこなし、資料も作った。本当にえらかった。ちょうどよくがんばった感じの日。月曜日なのにここまでがんばれたのって、どう考えても2ヶ月ぶりのパートナーとのデートのおかげだ。
昨日分の日記に書かなかったことを書きたくて仕方ない。しかしパートナーとのことなので、パートナーに話すことにする。えらすぎる。書くべきでないことを判断できた。(一方で、「これは書くべきではない」という規範を疑ってはいるけれど。)
そういえば、パートナーとは遠距離なので、昨日はすっごくひさしぶりに「また来週」というあいさつをして別れた。それに二人ではっと気づいて、嬉しいねとにこにこしたのが楽しかった。
パートナーと一緒にしたこと、話したこと、全部可愛くて嬉しい、とびきりすてきなことばかりなのに、二人だけのものとして閉じ込めなきゃいけないのがもったいない。全部言いたい。しかし相手のあることかつ特定の人間をどうしても指してしまうので、言わないように努めている。おそらく、タイムラインで見かけたこのPodcastを聴いたほうがいい。
『働く女と○○と。』#91 エッセイにパートナーのことをどこまで書くか問題」【ゲスト:くどうれいん(作家)】
帰宅する前に、近所であたらしくはじまった、フードバンクや見回りをやっている団体の無料食堂(?)に寄る。先週ちょうど通りかかると知り合いが外に出ており、「来週は来てね」と誘われたのだった。大根や茄子、ピーマン、玉ねぎたっぷりはいったカレーに、ミニトマト、いんげん、とうもろこし、胡瓜の浅漬け、ズッキーニを焼いたもの、蕪のお味噌汁。大人数で食べてうれしかった。野菜は全部、地元のとれたてのものらしい。皆さんはこれから公園に夜回りに行くのだそう。食器を洗って片付けて失礼した。おなかいっぱい!こういうカレーってもうぜんぜん食べることがないので、ひさしぶりでよかった。
シャワーを浴びて寝る。