ぜんぜん日記が書けない日々で困る。精神が多動。
ディナゲスト(ジエノゲスト)で排卵=月経を止めてから約半年。あきらかに不調が減った。日常生活に支障が出るような、精神的・肉体的な苦痛の大部分が減少。いまだに「これ月経じゃない?」という量の不正出血が1ヶ月〜2ヶ月に一回不定期にあり、その時期はPMSのような症状(考えがあっちゃこっちゃいく多動な感じだったり、気分がむかーっとなったり)が出るにせよ、以前のように月の半分(PMSとPMDD10日+月経5日)よりははるかに短い(1〜3日)期間で不調が終わる。先日パートナーに、「月経止めてから不調減ったよね?」と確認してみたら、やっぱりあきらかに減ったらしい。現在は、パートナーがわたしの言動の雰囲気を「ちょっといつもと違うな、変だな」と思うときにはかならず不正出血しているらしいのでおもしろい。たまたま、月経を止めていなかった頃のLINEのやりとりを見返していたところ、今の自分ではとても読む気にならないような長文の嵐で、心底びっくりした。凄すぎ………… と自分でちょっと引いた(でも、そのときのわたしには、その文章を書いてやりとりするのが必要だったんだよ!)。月経の影響なのだと分かっていても、なかなか耐えるのは難しいと思われるほどの分量。我がことながら、パートナーにはよく耐えたね、と言ってしまった。ホルモンの調整でこんなに変わるんだなあと思うと、人間の身体ってつくづく不思議である。そして今思い返すと、当時の不調の酷さが分かる。「ちょっときついな、しんどいな」と思ったらぜひ婦人科に行ってほしい。渦中にいるとなかなか分からないが、自分で思うよりも数段(体感3〜4段)ひどい症状に耐えてしまっている可能性がある。症状がなくなると、「あれ?」と夢を見ていたみたいになります。月経を止めるときは「止めていいのかな」とさんざん悩んだけれど、ひとまず止めてみてほんとうに良かったと思う。長年改善しないPMSやPMDDは、自分の頑張りでなんとかするよりも、真っ先に不調を取り除いたり抑えたりして、そこからゆっくり体質改善なりストレッサーの調整なりをしていくほうがよい気がする。月経を止めることに、ためらいや後ろめたさがない社会にしていきたいなあ。
とはいえ今日は不正出血4日めで、朝起きた瞬間から気分が変な感じだった。気分が浮かばず、うーんとなりながら起きて、ジンジャーカルダモンソイチャイを淹れて飲む。生姜のスライスを多めに入れ、よく煮て甘めに作ったら美味しかった。秋冬はチャイばかり飲む。完成したばかりの小さなつけ襟を手洗いで水通しして、シャワーを浴びた。ベッドに寝転んだら起き上がれなくなってしまい、不正出血のせいで落ち込みがちで甘えたいモードだとあらかじめ伝えておいたパートナーに「かまってー!」と連絡したところ、即電話をかけてくれた。電話しながらなんとか起き上がり、着替えて、昨日買ったばかりの高すぎるしかわいすぎるYOKO SAKAMOTOのカーディガンをビデオ通話で見せ、メイクをして、身支度を整えた。今日はSUSURIの小花柄のリネンのワンピースに、comm.arch.のベルギーリネンのジャケット、ベレー帽と可愛い雰囲気にまとめました。24℃とのことだったが、「わたしが季節を作る!」と言いながら冬物のベレー帽をかぶった。いい加減10月末でこの気温はやめてほしい……。熊本は28℃らしいですが。常夏?
今日は衆院選の投開票日。引っ越したばかりで、不在者投票の手続きもできない頃に入場証が送られてきたため、わざわざ地元に帰って投票に行く。片道1時間半かかるが、がーっと乗って、一回乗り換えれば着くので、案外楽ちんだった。岡本真帆『あかるい花束』を持ってきたが、20分で読み終えてしまった。いちばん好きだったのは、
半袖が着れてうれしいそれだけでどんな犬より遠くまでゆく
という歌。好きな理由は、自分みたいだから。
電車内でひさしぶりに日記が書けて、気分がやわらかくなった。