2024.5.19

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「もう7時過ぎだ、8時半までに身支度終わらせないと……」と眠い目をこすって起き、シャワーを浴びた。

入浴後は背中にも化粧水とオイルを塗るのだが、「えっ、背中の肌荒れ、よくなってるかも……」とびっくり。母に見せたら母も「ぴかぴかしてる!」と言ってくれた。昨晩お風呂でグリーンクレイペーストを使っただけなのに!一晩で効果を感じるの、すごい。クレイとアロマオイル、並行するとめちゃくちゃ良いかもしれない。これから化粧水も届くので、大期待。

身支度して、ハーブティーを入れて、ベッドでゆっくり日記を書きながら飲んだ。昨日の内容を校正するために読んでいたら反芻してしまい、まだ許せないことにかなりしんどくなってしまった。うう…… となりながらも洗濯物を干して、お手洗いを掃除して、着替えたら、すっかり良くなった。動いていると、反芻が解けて気が逸れる。たぶん、こういうことって反芻しても出口がないのだと思う。どうしたら癒えるのか、ぜんぜん分からないなあ。気を逸らすしかない。過去は変えられないし、過去に対して何もできない。できるのは解釈を変えることだけ。いろんな解釈を試してみているが、もっと時間が経ったら、何か見つかるのかな。

遊ぶ約束をしている友人も、天気のせいか動けないとのことだったので、集合時間を遅らせた。これ幸いと、お気に入りの洋菓子屋さんにケーキを食べに行く。なんだかんだ1〜2週間に一度は行っているので、ついに「いつもありがとうございます」と言われるようになってしまいました。にこっと返すけれど、咄嗟に「こちらこそ、いつもとても美味しいです」と言えないのが後から歯がゆい。来週こそお礼を言うぞ。

スリジェというチェリーのケーキと、あたたかい紅茶を頼んだ。紅茶はマリアージュフレールのマルコポーロを淹れてくれるので、この茶葉が大好きなわたしは「家で淹れるよりおいしい!」と店内で食べることにしている。

長方形のチェリーが乗ったケーキと、紅茶の入ったティーカップ、ティーポット。深い青緑のテーブルに、白い食器でサーブされる。

とろっとしたチェリーソースに、層になったクリームとナッツの香りのする生地。後味の着地に安心する。やっぱりここのケーキって美味しすぎる。ケーキを食べて、紅茶を飲むと、あまりにもしっくりと風味が合うのでびっくり。マルコポーロって、ベリー香だったんだ!マルコポーロの甘いバニラの香りは特徴的だけど、ベリーの香りが含まれているからこんなふうにケーキにも合うんだなあ、と合点がいった。カプチーノもすっごく美味しいからつい飲みたくなるけど、今日ばかりは紅茶にして大正解だった。

ケーキを食べつつ『ケアの倫理』を少し読み、帰りにラスク(いちばんのお気に入り)と、ひとにあげたのでまだ食べたことがないドライフルーツのケーキ(ほぼドライフルーツのかたまり)を買った。今週の仕事のおやつタイムに食べて、気を確かに保つ用です。

図書館に予約した本が用意できたとのことで、取りに行ったら9点も来ていた。はやすぎる。図書館で短期の正規雇用アルバイトをしていた頃のことを思い出しつつ、重ねられた本のバーコードを読み取る手もとを眺めていた。9冊もあったので、自転車で来てよかったと心底思った。やっぱり本がたくさん腕のなかにあるときの高揚感って、代え難い。

ベッドの上に本が10冊積まれ、その後ろに青いぬいぐるみがいる。

あと2冊積読があります。