昨日は0時半に帰ってきてそこから寝たが、朝は7時に目が覚めた。1時間ベッドでうだうだしてから、ソイミルクティーを淹れて飲み、シャワーを浴びて、肌の調子が悪いのでポイントメイクのみやって、着替えて家を出てきた。シャツワンピースにタートルネックのニットベスト、デニムを履いた。やっと秋、というよりは冬めいてきて、肌寒い日。
今日は仕事のイベントがあるため、準備をしないとと思ってはやめに出発、11時半ごろに着いた。そこからイベント準備をはじめてえらかった。昨日のメールに返信ができず、いやになってきたところでちょうど電話をかけてもらえて進捗報告ができ、助かった。準備を終えた後は紅茶を飲んだり編み物をしたり日記を書いたりして過ごした。仕事がつらいことをゆっくり、すこしずつ編むように文章にしていたら、だいぶ落ち着いて気分がよくなった。やっぱり3000字書くと精神衛生上いいかもしれない。
しんどいことを話すとき、編み物をする手もとの映像が脳裏に浮かぶようになった。どうやら落ち着くらしい。昨日はパートナーの横顔と毛糸をすくうかぎ針がオーバーラップしていた。単純な手を動かす作業の反復が、ささくれだったぼろぼろの精神をなだめてくれる。編み物をしたことで、確実な成果が可視化され、触れるものとして実体化するようになり、たぶんこれは自分の性質上必要なことだと感じる。
仕事のイベントを終え、タダ飯の懇親会を断って帰宅。やっぱり気持ちが閉じていて、見知った人たちに挨拶ができなかった。ああ……。歩いて仕事場にイベント用荷物を置きに帰り、それからまた駅まで歩いた。早足になることで身体に強いリズムが生まれて落ち着く。一歩一歩、自分の身体がぐんぐんと運ばれていくことに。落ち着かない気分のときは、歩くといいのかも。
帰り道に聴いていたのは大ナシメント(わたしとパートナーしか呼んでません)ことMilton NascimentoとJonathan WilsonのEP、『Moon Over Minas』。めちゃくちゃ良くてびっくりしてしまった。もうどんぴしゃで好み。大好きだ。
帰宅したらなんだかんだ22時。茄子、玉ねぎ、ピーマン、にんじん、生姜の野菜炒めを作り、十穀米をチンして、ポットで沸かしたお湯で簡易味噌汁を作り、納豆にごま油と醤油をかけて、ぱぱっと夕食。メイクを落とし、食器を洗ってキッチンの片付け、10月会計の締め作業を急いで行い、乾燥させた洗濯物をばばばとしまい、おしゃれ着洗いを回すまでで、帰宅から1時間。その後シャワーを浴びて、洗濯物を部屋干しして、靴下の毛玉取りをして、0時に寝た。家事をすると調子がつく気がする。いいぞ。