独りで と 怪物になろうとする は別々なのかなこれ。
強く聡い仲間を集める。強くなりなよ、僕に置いていかれないように(伏黒出会い) と言ってたわけだし。無理な話だよは後者の言葉への反応かも。歩くことをやめるわけにはいかないという。
あるいは親友を殺したことで心境の変化が起きたか? こっちは別枠でゆっくり考えたいところ。
高専の面々が乙骨を案じながらも彼の提案に乗ったのは、実際のところ五条いなければ「最後になんとかしなきゃならない誰か」は乙骨になるからかな。自分が怪物やるもん!!って宣言したけど、自分から請け負わなくてもそうなった。最強戦力は宿儺に勝つか死ぬまで戦うかの終わり方しか無い立場だろうし。( 反転術式があるから尚更ね。五条も乙骨も離脱後、読者からも生きてるなら治して戦線復帰できるのではってちらほら言われてたな。)それでも大人達は乙骨を子どもとして扱おうとしてるよね。そこまではさせたくはない。
五条独りに怪物を押し付けないでの激昂が、五条ではなく乙骨へのサポートを厚くする結果になってて皮肉。表面的には誰かひとりに背負わせるなという話だったので正しい。真希は決着を急いだようだし、担任の日下部にはリスクをおして戦闘を継続させてる。心配してくれる人たちに迷惑をかけるんじゃねえ
マイナスなことばかりではなく、
同級生たちはね、五条が総監部を始末する際に、先生独りで汚れ仕事を背負わないでと伝えに一緒に居てくれるんだよな。同じ学生だから守られている歯痒さみたいな気持ちに共感したのかな。先生は先生したいのでお断りされるんだがな( 乙骨が命掛けちゃってるせいで伝わらない地獄に見えるが本来は優しい場面のはず。五条の顰めっ面とか、生徒が従わなくなるのは成長の表れでもある )
ずっと前の回だけど、同じ道で虎杖くんには狗巻の腕の話は黙ってようねって会話してて、彼らも先輩として後輩を守っているよという連鎖。
まあ五条自身は全力の戦闘やりたがってたし、サポートも初っ端の200%バフ砲が妥協点だったのかもしれない。あれで倒せるなら全力出さなくていい相手だろうからそれならそれでって感じ。
そして五条は単独が強いからサポートしなくていい、が当たり前な風潮は感情的に納得いかないから乙骨はずっと不機嫌( 可愛い、真剣なのにごめんな
家入さん
本当に最後を引き受けるのは家入なんだよね。多くの呪術師は最後に彼女のもとへ行き着く。勝手な連中の尻拭いやってられん。やるせない。でもそんな思いをする覚悟はずっと抱えてやってきたと思うので、夏油の遺体のことで五条が家入にした配慮は余計なの。でも五条はしたかったんだろう。これもエゴだな。
虎杖を助けたい伏黒とか九相図長男の後悔とか度々エゴが語られてて悲劇も生まれてるけれど、
伏黒を助けることはもう本人の意思を無視してるし犠牲もずんずん積み重なってて、でも虎杖は挫けてない。そのエゴが通ったらいいな。助かる準備のない人間を助けるのは主人公のお仕事っすよ。…ジャンプらしすぎるか? 呪術全体としては伏黒と虎杖の決着がすごく楽しみ