天気がよかったので散歩したかったけど、思わしく進んでいない仕事をやらねばならない。
【今日読んだもの】
〈離婚後共同親権を導入する民法改正について、衆議院法務委員会での質疑から問題点をまとめました〉
この文字の多さ、表組の長さ……これはなかなか全部読むのはしんどいかもしれない。けど、この文字の多さ、表組の長さは、問題が山積していることを端的に示している。そういう問題の大きい法案が、明日、衆議院法務委員会で採決される可能性が高いという。採決されてしまえば、議席数の多い推進側(自民党・公明党+日本維新の会)の賛成多数で可決されてしまう。
これはDVなどの理由で配偶者から離れた親と子を強い危険にさらし、その生活や尊厳や権利や命を奪う力をもつ、本当にやばい法案だ。
「共同親権」という文字面がいかにも「なんかよさそう」というふわっとイメージを誘発するけど、海外の「インボイス」と日本の「インボイス(制度)」が違うものであるように、海外では多く採用されているという「共同親権」と今日本の国会で審議されている「共同親権」は別物だ。でもそうしてまぎらわしい用語をあえて使って、「海外ではもう一般的ですよ」というイメージを誘発しようとする。「海外のとは違うでしょうが」という指摘には応えることなく、イメージをふわっとさせたまま法案可決を強行しようとする。そんな不誠実な法案、不誠実な政権がいいものなわけないでしょうよ。
何度も見返してしまう、めちゃわかりやすい動画。サムネイルに「DVパートナーから逃げられなくなる悪夢の法改正」とあるけど、これが通ってしまったら「悪夢」では済まない。現実にひとの生活や尊厳や生命を脅かすことになる。
明日採決が強行されるとしてもそれは衆議院の法務委員会でのことであって、その後衆議院本会議→参議院法務委員会→参議院本会議のそれぞれで審議と採決があるはずだから、明日の採決をもって法律が成立するわけではない。けど、でもやばい状況であるのは間違いないから、反対と言い続けて、騒いで、できることをできるだけしよう。
(2024年4月11日付の日記)
(見出しの言葉はこのツイートから引用した。これは4/11付の日記であり、時系列が前後してしまうけど、この法案の性質が端的に伝わると思うので)