起きると天気予報よりも実際の天気がよくなく、雨がふったりやんだりしているようだった。出かけるついでに散歩して、草木を見てまわりたかったのに……。
離婚後共同親権の採決のことがあったので、午前中はなんやかんや仕事をしながらもずっとやきもきして落ち着かなかった。昼過ぎ、衆議院法務委員会で採決が行われ、可決。まだ法律として成立したわけではない、このあとがまだある、できることをする、と思うしかない。「しょうがないね」と諦められるような法案では到底ないから。でも落胆はする。私ですらそうなのだから、DV被害に遭った当事者の方、苦労してようやく離婚にこぎつけた方の心中はいかばかりか。子どもの安全は。権利は。人生は。……。国会での動きから自分の心情まで、1年前の入管法改定案のときのもろもろと重なる。
机に向かっている(すなわちSNSに向かっている)とそこから抜け出せそうになかったので、着替えて家を出た。幸い雨はやんでおり、多少日も差していた。いちょうの新芽、桜並木、キュウリグサみたいな小さくて青い花、名前を知らない小さくて白い花などを見ながら歩く。ところどころで写真を撮る。私、写真、下手になったな……。あと、小さくてかわいいものを小さくてかわいいものだとわかるように撮るのが難しい。いちょうの新芽については、もう少し観察スポットを増やしたい。どこかにあったはずなんだけど、いちょうの木。
散歩しながら探し物のためにいくつかの店をまわり、最終地の美容院へ。今回のカットで、ブリーチ・カラーリングをしていた部分がほぼなくなってしまった。カラーリング、もともとは「威嚇(街なかで向こうから来る輩がこちらをなめてかかり、よけようともしない状況を少しでも回避したい)」と「いずれグレイヘアを目指すためのステップ」で始めたのだけど、今は自分の満足感向上という目的が強い。鏡を見ることがほとんどないのでカラーリングをしたところで自分が見ることはほとんどないんだけど。コロの描いた絵をプリントしたTシャツやプルオーバーをつくるのと同じだ。
いちょうの新芽、もう出てたー。あぶないあぶない。写真だと赤ちゃん感がない……
これも小さくてかわいい花とつぼみだったのだけど、かわいさのあまり寄ってしまい「小さくてかわいい」感がない写真に……
(2024年4月12日付の日記)