パレスチナのこととか離婚後共同親権の法案とか心配なことが多くTwitterを開く時間が増えていて、それとともに自分の精神面がまたTwitterに支配されかけている感じがする。当然安定しない。着々と仕事に励み、新しい仕事の勉強をしようと考えていたのに、全然集中できなかった。
Amazonプライムビデオでは3月末で機能提供が終了してしまったウォッチパーティー、「パラレル」というアプリでできるという話をSNSで見かけた。まずは自分ひとりのアカウントで試してみたところ、確かにできそうだ。手順はだいたいこの要領。
この「パラレル」は今のところパソコンで使うことはできないので、スマートフォンかタブレットにインストールして使うことになる。私はタブレットにインストールして試した。映画をできるだけ大きい画面で見たいと最初は横画面にしたところ、チャットが使いづらかった。入力欄が別のウィンドウ(動画検索窓)に隠れがちだし、入力時にキーボードが映画画面を邪魔してくるのだ。そこで画面を縦にした。そうすると上半分が映画、下半分がチャット表示などになる。映画画面は小さくなってしまうけど、ウォッチパーティーはスムーズにできそうだ。
私はAmazonのウォッチパーティーをパソコンで操作していて、そこでは映画視聴とチャット操作・閲覧がとてもいい具合に両立していた。それと比べると、「パラレル」のウォッチパーティーはまだそこまでのいい具合感はないように感じる。でも、もともとAmazonのウォチパをタブレットやスマホで再生していた方にとっては、もしかしたらそれほど違和感ないのかもしれない。
この「パラレル」でウォチパができると知る前は、「それぞれの環境で『せーの』で映画を再生し、DiscordやMastodonなどの別環境でチャットする」方式のウォチパでも……と思っていた。けどその場合、「広い画面の1端末」もしくは「2画面(2端末)」が必要なんだな、と気づいた。私はパソコンだからその方法でも全然問題ないので気づかなかった。スマホやタブレット1台で映画見てチャットして……とするには、この方法は画面の行き来が大変だし、行き来してる間に映画見られない時間が発生しちゃうだろうし、不便だろうなと、遅ればせながら考えた。テレビなど動画を再生可能なモニターがあれば、「モニターで映画再生、スマホやタブレットでチャット」とできるだろうけど。
【今日読んだもの】
岸田首相、“戦争可能な正常国家”公式化…「歴史的転換点に直面」(中央日報、2024/4/9 7:24)
私のSNSのタイムラインでは、CNNのインタビューをもとに報じた中央日報の記事をソースとして、首相に対する批判、戦争反対の表明がとびかっていた。
最も注目が集まった見出しの“戦争可能な正常国家”の文言、および〈1947年戦後米国主導で平和憲法が作られた後、77年ぶりに日本が国家安全保障のために戦争することができる「一流国家」になったという宣言を米国でするものとみられる〉の部分については、CNNインタビューには該当する発言はなく、中央日報独自の根拠、裏付けに基づく報道だととらえた。
日本ではすでに、戦闘機の輸出を可能にしてしまった。今回の件も含め、報じられている岸田首相や日本政府の姿勢は端的にいって「ふざけるな」だ。ただ私は、それと合わせて、日本のマスメディアがCNNのインタビューや中央日報の報道を報じているのか(いないのか)がとても気になった(検索した限りでは見つからなかった)。
このCNNのインタビュー記事は、アメリカ東部夏時間の4/7夕刻に掲出されている。日本の4/7の朝5時前。その2日後に中央日報が報道している。この中央日報の記事が転載されたYahooニュース記事のバズりを私が確認したのがその約半日後。これだけの時間があったのに、日本のマスメディアがこの報道を追った形跡が見当たらない。私は、中央日報が「正常国家」「一流国家」という文言を使うに至った根拠、裏付けを知りたい。
もちろん他紙を追わなくてもいい。独自に取材をし、日本政府がどんどん戦争に近づいていることを報じ(そして追及し)ているならば。でもその影も見当たらない。首相の渡米に、マスメディアの「総理番」的存在は同行しているのではないかと想像するが、そういう記者は何をしているのだろうか。いや、同行取材の有無にかかわらず、日本のマスメディアは何を報じているのだろうか。
その答えのひとつはこれだ。日本のNHKが2024年4月9日 12時46分に掲載した記事。
〈岸田総理大臣のアメリカ訪問に合わせて、バイデン政権で安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官がNHKのインタビューに応じ、首脳会談で、バイデン大統領は、日米同盟の抑止力を強化するため、日本が自衛隊を一元的に管理する「統合司令部」を設置するのに合わせて、在日アメリカ軍の作戦指揮の機能を強化する方針を示すことになると述べました〉
なあにが単独インタビューだよ。受信を拒否する権利を奪い受信料をぶんどって成り立っている「公共放送」が報道することではない。戦争への道を粛々と舗装するような真似を、日本のマスメディアはまた繰り返すのか。
Twitterでは「岸田やめろ」のハッシュタグがあちこちで見られた。私も岸田という政治家は間違いなくクソだと思うし、岸田が辞めることにはまったく何の異論もない。ただ、今回岸田がアメリカでこの報道にあるような「宣言」をするとして、それが岸田という政治家の独断なのかといえばそうとは思えない。そして岸田が辞めたとして、そのあと自民党総裁に就き首相となる人物が、岸田よりひどい選択をしない保証もまったくない。むしろさらにひどい選択されるのではという不安すらある(だからといって「岸田がまし」と言うつもりは毛頭ない)。私は「岸田辞めろ」というより「自民党は与党の座を下りろ」とか「自民党は滅びろ」と言いたい。ほんと、それしかないと思うので。
今日は朝から気持ちがあちこちに飛んで頭の中が散漫だったけど、この記事を読んで決定的にぐっちゃぐちゃになった。戦争反対。
(2024年4月9日付の日記)