仕事の依頼を受ける際には、相手の期待値と自分が応えられる値にできるだけギャップをつくらないように努めていて、その過程は文書に残すようにしている。それでも実際に着手しないとわからないこともあって、結果としてギャップが発生してしまうことはある。
昨日の仕事ではそのギャップが発生してしまった。それが100%自分の至らなさによるものかといえば、そうではない。けれどもやっぱり自責感情はある。好きな部類の仕事だったし、次はもっとうまくできるという手応えもあったから、納品完了したら「次もぜひ」と伝えるつもりだったけど、こうなるとなかなかそれも言いづらい。
そういうわけで気分は沈んでいる。でも沈んでいてもよくないので、ひとまず別の仕事に着手しつつ、PFASのパブコメを送信することにした。今回のパブコメは募集ページにフォームへのリンクがないし、フォームは属性入力が必須だし、コメントは500字以内だし、ハードルの高さを感じた。
パブコメは自分がそれまでほとんど知らなかったような内容に関することが多いし、行政文書を読み解くのは容易じゃない。苦労して送信しても、それが「コメントは集めました」というアリバイ的に使われて終わり、ということも残念ながらあるだろう。それでも、パブコメという機会自体をなくされたらそれこそ終わりだし、「パブコメが集まった」という実績をつくることは大事なことなので、できるときは簡単な内容でも送るようにしている。
そういうときに、詳しい方がまとめた資料やコメント例などがあるのはとてもありがたい。そうした資料で問題点を確認できること自体が貴重だ。今回もそうした資料があって、ありがたく読んだ。
パブリックコメント1万人の声(多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会)
PFAS 食品安全委員会パブコメ 3/7〆切(IPP)
パブコメ送信後は、自分の送信内容と「今日3/7(水)23:59が締め切りですよ」を共有する内容をSNSに投稿した。その時点で16時を過ぎていたので、締め切りまであと8時間ぐらい、そこで少しでも増えるといいなと思っていた。その後また仕事を再開して、遅い時間になってからSNSをのぞいたら、「締め切りは3/7の23:59だから、あと1日ありますよ」と指摘してくださっている方がいた。なんと、今日は3/7じゃなかったのだった。だいたい、3/7は水曜日じゃない。「今日は水曜日」という意識と「3/7が締め切り」という意識が合体してしまったのだろう。日付と曜日が食い違う記載って「えっ、どっち??」ってなるやつじゃんね……。
##【今日読んだもの】
アメリカ本国では「既に浄化を終えた」PFAS汚染 在日米軍基地では調査を制限 日本政府はいつ住民を守るのか(東京新聞 、2024/2/4)
「PFAS」問題 元従業員の血中濃度 国調査平均の20倍超(NHK 静岡県のニュース 、2024/3/5)
(2024年3月6日付の日記)