現実のひどさやままならなさにめげ、しょげそう期が到来しつつある。頭の中にテトリスの箱があって、上からひどい現実が次々ふってくる。それがゲームオーバーに近い状態、と表するのがわかりやすいと思う。なくなりかけているスペースに押しつぶされそうな感じ、あるいは空気がどんどん少なくなって酸欠になりかけている感じ。
実際毎日ひどいことが次から次へと発生し続けているなかでの積み重ねという土壌があるのだけど、ここ数日仕事に集中してSNSなどにふれる時間を減らしていたことも影響しているのではないかと思う。閉ざしていた外部との「扉」を、仕事がひと段落したからと開けた途端、いろんな情報がぶわっと入ってきて、その勢いにのまれてしまっているのではないかと。「扉」を閉ざしている間は(罪悪感と裏表ではあるとはいえ)ある種の平穏を心中に保っていられたというのも大きい。その変化の大きさにやられる。
しかし、以前として止まらないパレスチナでのあらゆる暴力のことももちろんそうだけど、今国会は自民党が本当にやばい法案をどんどこ流そうとしていて本当にやばい。離婚後共同親権、地方自治法改正、セキュリティクリアランス法案……。ただの「閣議決定」をさも国としての最終決定かのようにたれ流す報道もやばい。
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地震が頻発していてちょっとこわくなったので、予定を変更して風呂に入った。
↓はおそらく2023年に書いたもの(「昨冬」はたぶん2022年〜2023年シーズン)だけど、今も状況は変わっていない。外出予定やコロとの予定などを考えて、いつ入浴するかを計算している。その計算上では、明日、猫トイレを洗ってそのまま入浴するのが最適であるはずだった。でもこの状況はちょっとこわい。検索したら、去年も同じような行動をとっていた。不安が杞憂に終わり、入浴がただの入浴で終わってほしい。
昨冬以来、従来に比べて入浴回数をかなり減らしてる。光熱費が高額だから。冬には湯に浸かるのが数少ない楽しみだったのだけど、昨冬は数えるほどしか湯をためてない。
外出機会が少なく同居親とも没交渉、自宅は猫のためにエアコンもつけっぱなしだから、制汗剤や汗拭きシートなどを駆使することでどうにかなっている(と自分は考えている)(実は猫がいやな思いしてたら申し訳ないが……)。外出予定があるときは事前に入浴する。ただ、新型コロナウイルス対策や夏の暑さで、帰宅後には入浴が不可欠となり、外出前後で入浴が2倍になるのが地味に悩む。
でも、こうした習慣をとっていると、「災害が起こったらどうしよう」はいつも頭にある。何日も入浴していないときに災害が起こったら……ということ。非常用品としての体拭きシートや洗わないシャンプーとかは買ってあるけれど、感染症の危険なども考えれば災害発生時に清潔な状態であるに越したことはない。
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最近全然ZINEをつくれていない。日記を書くことは少し続けられるようになったけど、ZINEにまで全然たどりつかない。そうこうしている間にいろんな方がいろんなZINEを出していて、焦る。焦るし、私が日記ZINEを出すことに何の意味があるのだろうか、私がひとりで焦っているだけで、私がZINEを出そうが出すまいが誰の生活に何の影響もしないのではないかと卑屈になってしまう。
自分の生存のための抵抗の活動の一環なので、誰にも何の影響もしなくてもまだ当分(自分の何かが変わるまでは)続けるつもりだけど。それでもちょっと、実際に自分でZINEを出したり、ZINEに関する活動をする方と会話をしたりするなかで、昨年の今頃の、これからZINEを出そうとする前の考えとは少し化変わってきたところもある。日記ZINEではなく、思うことを書くZINEにするかもしれない(もともとそういう要素あったけど)。
最近、机屋さんという方のネットプリントに強くひかれているのだけど(なお、私がいうところの「ZINE」にはネットプリントも含む)、毎週とはいかなくても、定期発行をしてみようと思う。継続が目的になってしまわないかという懸念もあるけど、今私にはそういう目標が必要な気もする。だからつくりたいんだ。どうにかするぞ、時間を。
そういう焦りにも追われて、なおのことめげしょげが強まることも少なからずあるのだけど、「猫の鼻息」という、このパッと見よくわからない名前を「いいタイトル」と言ってくれる方がいて、それがとてもうれしかった。やってこう。
【今日読んだもの】
予算案、1日にも衆院通過 職権で採決へ、野党抵抗の構え(時事ドットコム、2024年02月29日20時29分)
自民党はまじで何言ってんの? おめえらのせいで国会でなされるべき議論がとまっているのに、採決って何言ってんの? となったやつ。
(2024年2月29日付けの日記)