今はやりの「もくり」がサービス終了に伴い、「パラレル」という通話サービスが代替案として流行り始めていた。
私が唯一、公開アカウントで相互フォローになっている趣味が少し似ているフォロワーがパラレルで部屋を立ち上げていたため、勇気を出して入ってみた。やらないより、やって後悔。
結果的に12時間話した。
周りに話せる人がいない乙女エロゲーの話やどうも年代が似ていて昔流行ったモノの話など楽しかった。
でもやっぱり違うなと感じる部分や人への接し方に違和感を持っところもあった。現実で出会っていたら友達!と言えるほど、12時間も話すほどの仲にはならないと思える。
インターネットの扉を開けたら会えるような距離ではなく、でもその人の考えは近くでつぶやきとして見ているような不思議な距離感だからこそ、いつもなら避けるようなタイプの人とも楽しくお喋りできたのだと思う。
やっぱりこの独特の距離感が好きだ。
それにしても12時間は喋りすぎたとは思うけど。