2023年、ウルトラとともに過ごす生活

mura_mi
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2023年、人生で大きく変わったことのひとつは、3歳になった息子のお陰で、日常の中にウルトラマンが溢れるようになったことだ。

ウルトラヒーローズEXPO2024ニューイヤーフェスティバルにて

シン・ウルトラマンイヤーとなった2022年、数ヶ月だけツブラヤ・イマジネーション(円谷作品のストリーミングサービス)に加入していた。当時2歳だった息子にも視聴してもらおうとしたが、ものの2分が限界で「怖い」と言うような状況だった。

今年の夏も峠が超えた頃、Prive Video で「ウルトラマンブレーザー」の第1話を見せると、泣かないどころか楽しんでいる様子だった。僕自身も前年にツブイマで観ていた以来のウルトラマンであった。

そこから Prime Video で観れる限りのウルトラマンブレーザーを視聴して本放送に追いつき、そこからはツブイマも再開して、ウルトラマン(初代)やウルトラマンティガを観始めている。

個人的に幸せだったのは、息子と見始めたウルトラマンが「ブレーザー」だったことだ。話題となった第1話の重厚なミリタリー描写は見応え抜群で、後から1人で視聴し直したほど。ガヴァドン、ガラモン、カナン星人などの第1期ウルトラ作品好きにたまらない絶妙なセレクションにも唸らされたし、もちろん、レッドキングとギガスの登場にも息子を置き去りにして俺だけが湧いた。特に「令和のガヴァドン」は、初代マンでも描かれた「子供が描いた絵が怪獣になるワクワク」と「社会の中で共存できないことを受け入れ折り合いをつける運命」が現代風に描き直されていて感慨深かった。

息子はというと、ウルトラマンを視聴するようになってからはブロック遊びでも「かいじゅう、つくろう!」と言うようになり、父親とのお相撲さんごっこはウルトラマンごっこに取って代わられるようになった。

3歳の息子が怪獣の名前を覚える早さも驚くが、覚え切れない怪獣に独自の呼称をつけるのも少し可笑しい。レヴィーラは「おくちかいじゅう」(口しかないから)、アントラーは「カニさんかいじゅう」(砂漠なんだけどな…)、タガヌラーは「ゾウさんかいじゅう」(鼻が長いから。ウルトラヒーローズexpoで展示されてるタガヌラーをこう呼んだ時は少し恥ずかしかった) なんだと。

ティガの視聴の進捗は滞り気味で、最近やっと2クール目に突入したくらい。 ティガの本放送時は小学1年生だった。流石に全話分をリアルタイム視聴した記憶は残っていないのだけど、印象的で覚えている『よみがえる鬼神』『赤と青の戦い』『人間採取』あたりを観た時は懐かしくて嬉しかった。特に『よみがえる鬼神』は今観ても面白かったな。

そんなわけでこの年末は「ウルトラヒーローズEXPO」でブレーザーに会いに行ってきた。自分が子供の時は、ティガ・ダイナの時代だったけど、同じようにウルトラマンショーに連れて行ってもらった記憶がある。あの頃よりも演出もレベルアップしたショーを自分の息子と観れることが幸せだ。思い出にと買ったソフビは、息子にはたいそうお気に入りになったようで、翌日には早速公園の砂場にまで駆り出されるほど。

砂場にまで付き合ってくれてありがとうな

そんなわけで、来年もしばらくはウルトラの日々になりそうでちょっと嬉しい。ブレーザーの舞台も映画も観に行こう、春のEXPOも楽しめるといいな。

@mura_mi
アジャイルコーチング、エンジニアリングマネジメント、人材開発、プログラマーあたりのスキルをいい感じにミックスした仕事をしています。