2024年秋のイギリス旅行

murakamirico
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 9月後半から10月初頭にかけてイギリスに行ってきた。

ルシアン・ムサマティとベン・ウィショーの『ゴドーを待ちながら』ロンドンの劇場ポスター

 まずベン・ウィショーとルシアン・ムサマティで『ゴドーを待ちながら』をやるというので早春にはいそいそとチケットを取った。そして、観劇メインで2週間くらいで帰ってくるのがいいかなあ、とぼちぼち計画を立てていたら、仕事の予定が思いがけず流動的になり、さらに「後半日程を少し延ばして合流しませんか」とお誘いがあったので嬉々として応じた。自分にしては長めの1か月弱の旅程。2/3ぐらいがひとり旅、残りは同宿者あり。とはいえ四六時中一緒に行動していたわけではなく、つかず離れずのゆるい旅の仲間だった。

ブライトンの砂利の浜と海と火災で骨組みだけ残った娯楽桟橋の跡(ウェスト・ピア)

 後半はブライトン(※写真は砂利の浜辺と、火災で焼け落ちた娯楽用桟橋ウエスト・ピア)に2泊と、

 前々から気になっていたバーミンガムにも1週間ほど滞在してきた(※写真はバーミンガム・ニューストリート駅に展示された産業革命を体現する雄牛のオジー)。長年のあこがれ「バーミンガム・バック・トゥ・バックス」やキャドバリーのチョコレートテーマパーク、お久しぶりのブラックカントリー・リビングミュージアム、その他いくつか邸宅も見て回ることができた。最後はちょっと風邪をひいてしまったし、行きそびれの心残りもないではないけど、それはまたいつか必ず。

 珍しくロンドンっぽい写真も撮れた。

 話したいことはたくさんある。いつも忙しさに紛れてきちんとした記録を作れないまま、あっというまに次の旅行の時が来てしまう。訪問先ごとに、写真だけでもポツポツまとめていけたら、後から振り返るのにも役に立つだろう。と、思ってはいる。

@murakamirico
文筆・翻訳家の村上リコです。試験運転中。短文、思いつき、つぶやき、日常、使いそびれのこぼれ資料など。