9月後半から10月初頭にかけてイギリスに行ってきた。
まずベン・ウィショーとルシアン・ムサマティで『ゴドーを待ちながら』をやるというので早春にはいそいそとチケットを取った。そして、観劇メインで2週間くらいで帰ってくるのがいいかなあ、とぼちぼち計画を立てていたら、仕事の予定が思いがけず流動的になり、さらに「後半日程を少し延ばして合流しませんか」とお誘いがあったので嬉々として応じた。自分にしては長めの1か月弱の旅程。2/3ぐらいがひとり旅、残りは同宿者あり。とはいえ四六時中一緒に行動していたわけではなく、つかず離れずのゆるい旅の仲間だった。
後半はブライトン(※写真は砂利の浜辺と、火災で焼け落ちた娯楽用桟橋ウエスト・ピア)に2泊と、
前々から気になっていたバーミンガムにも1週間ほど滞在してきた(※写真はバーミンガム・ニューストリート駅に展示された産業革命を体現する雄牛のオジー)。長年のあこがれ「バーミンガム・バック・トゥ・バックス」やキャドバリーのチョコレートテーマパーク、お久しぶりのブラックカントリー・リビングミュージアム、その他いくつか邸宅も見て回ることができた。最後はちょっと風邪をひいてしまったし、行きそびれの心残りもないではないけど、それはまたいつか必ず。
珍しくロンドンっぽい写真も撮れた。
話したいことはたくさんある。いつも忙しさに紛れてきちんとした記録を作れないまま、あっというまに次の旅行の時が来てしまう。訪問先ごとに、写真だけでもポツポツまとめていけたら、後から振り返るのにも役に立つだろう。と、思ってはいる。