マダムウェブ ※そこそこネタバレ含む
映画『マダム・ウェブ』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ (madame-web.jp)
マーベル作品の本格ミステリーってことで、マーベルだし観に行くか…って感じで観た。
事前知識その位しかなかったから、見始めて数分、めっちゃスパイダーマンじゃん…だった。笑
時代設定が2003年ということだったから、当時流行っていた音楽やアーティストなど街の看板等にちょこちょこ出てくるのが良かった。
正直、見ながら引っかかってしまう部分が多々あり…私の見方がよくないのかも。
時代背景をそういう風に意識させているのに、ちょっとこれは2003年にできた技術かな…?などと少し引っかかってしまう部分があった。(監視カメラの顔認証ハックあたり…)
それからタクシーとか奪って逃走するんだけど、そんな事件起こして米の警察は何やってんの?絶対そんなのタクシーの番号とか追跡されて捕まるじゃん…なんで追ってこないの?みたいな現実的なところを考えてしまって所々疑問に思ってしまう部分があったなぁ…。(いやファンタジーなんだから…と思いながらも、まーべるの現実とリンクさせるやり方も好きなんだよ…という気持ちが混ざり合ってた)
ずっとダコタジョンソンかわいいな~って思いながら観ていた。彼女が演じる主人公の救命救急士のキャシー・ウェブは、母親を自身のお産で亡くしていて、かつ子供と接するのが苦手らしく、今後の人生も独身で自分は家族を持つことがないかな…みたいな感覚の人。当時の感覚とかにしてもたぶん、だいぶ変わり者扱いされてたんだろうなあという感じ。
強く生きる女が好きなので、等身大でバリバリ働いて強く生きる彼女の姿はかっこいいなと思った。でもなんか余裕のある感じではないんだよな。抱えてるものあるよねみたいな感じがうっすらある。
でもそんな彼女も同僚のベンとはすごく相性が良い感じで、彼が唯一、彼女を理解しているバディ感が刺さった。
亡くなったキャシーの母親は臨月にも関わらず蜘蛛の調査でペルーの密林でお仕事していて(それも生まれてくる娘のためではあった)、蜘蛛の力を利用しようとしていた同僚の男に致命傷を負わされ、そのままキャシーを産んで亡くなってしまっていた。
そんな母の残した手帳や写真は大切に保管していて、仕事で助けた人たちからのお手紙や贈り物と一緒にトランクに仕舞っているようだった。
救命救急士の仕事中、事故で海に投げ出されてしまって3分間ほど溺れたことをきっかけに予知能力を発揮しだす。それから事件に巻き込まれていく…というお話。
ストーリーはいつものマーベルって感じで悪役がいて、アクションがあって、能力使いのお話で好きだったし面白かった。
3人の少女の命を狙ってくる男から処女たちを守りながら、能力使いながら、自分の母親の過去を探りながら…でやること多いな主人公…って感じだった。
途中、相棒のベンに3人の少女の子守を頼むシーンがあるんだけど、個人的にはスパイダーマン好きな私からすると(ベンという名前の人間を巻き込むの嫌な予感するんだけど)という気持ちになった。 大丈夫?!死なない?!と勝手にハラハラした。
3人の少女たちも、いろんな家庭環境で生きていて、孤独なところがキャシーと共通していて、そんな4人が疑似家族を築いていくところは良かった。
それとちょっと気になったのが、最後の戦闘シーン、廃墟ビルで花火やら爆発やらで画面がごちゃっとして今状況どうなってる?みたいな感じになってしまったのが少し集中を欠いてしまった。
疑似家族みたいなお話は好きなので、この作品も孤独な女性が疑似家族を築いていくみたいな感じなのは好きだったな。ラストシーン、サングラスをかけた彼女の姿を見て、冒頭の「お先真っ暗」という台詞が回収されて、そういうことかぁ…となった。
今後彼女たちがマーベルシリーズに出てくるんだろうなあ…と思いながらもそうなったときはまた観られたらうれしいなという気持ちになった。
ワールドツアー 鬼滅の刃 柱稽古編
前回の刀鍛冶編も劇場で観た。冒頭は軽く今までのあらすじと、あとはTV放送されていた前回までのおさらいと、最後30分ほど、新映像が流れるので半分はTV放送分て感じではある。でもやっぱり劇場のスクリーンで見る迫力とあの映像の綺麗さはなあ…家の小さいTVとかPCじゃ味わえないんだよな、といつも思う。
今回は柱が終盤メインで出てくるのが嬉しい。
柱では宇髄さんと不死川さんが好きなんだが、不死川さんの戦闘シーンがようやく観られて本当に嬉しかった…。めちゃくちゃかっこいい関さん…本当に超かっこよかった。
あとやっぱりアニメ観て好きになったキャラに鋼塚さんが居るんだけど、浪川さんが演じてくださったことで好きになったキャラだなあ…と改めて思っていた。あの仮面の下めちゃくちゃ美形というのが性癖。かなりクセのある性格だけど、美しい男が一心不乱に刀を研ぐことに命を懸けているのめちゃくちゃかっこいい。
ラスト、エンドロールが終わってからアニメ原画を流してくれる特典があり、当然なんだけど、うわーこれ人の手で描いているのか…と感動する。アニメーターさんの生きた線をあの大画面で見ることができるのが嬉しかった。画面の加工まで見せてくれた。前回の刀鍛冶編のときには無かった特典だから、今回から追加されたのかな?嬉しい特典だった。
休日に頑張って朝8時に起きて2本立て続けに映画を観られて最高だった。
買い物して帰宅して、遅めの昼ご飯にひとり辛ラーメン食べながら、孤独だけど幸せだな…とひとり、先ほど観たマダムウェブの主人公を思い出した。
年々集中力というか気力や体力は確実に落ちているので、数年前は映画2本余裕だったのに、今は立て続けに2本が限界だな…というのを感じたけど、それもまたいいでしょう。
今年は最低50本は映画を観ると決めているけど現段階で10本観ているので、思ったより余裕かもしれない。