アマプラで配信終了前だったので見ました。
スパイダーマンのアニメ作品。
実は2023年に、続編の2の方を先に映画館で観ていました。それが2023年に観た映画の中でもかなり上位に入る作品で度肝を抜かれたので、観られなくなる前に観ておこうと思いました!
余談ですが、マーベルシリーズも、初めて観た映画がアイアンマンとエンドゲームなんで、まじで時系列とか気にせず追えるタイプです。マーベルシリーズ好きに言うと「エンドゲームから観るやつなんかこの世におるんか?!」ってめちゃくちゃ言われたし「エンドゲームから観て楽しめるもんなの?!」って言われたんですけど、伏線とかは気づけて無いけど、とにかくかっこよかったので割と楽しめたしそのあとちゃんとそれぞれのヒーローの物語も追い、シリーズもそこそこほぼ履修しました。(トニースターク死後から最近のは追えてません;;)
話がずれてしまったんですが、当作品は2018年に上映開始されたもので、当時、観に行きたかったけれど私生活が忙しく、まったく映画を観れていない時期だったのを思い出しました。観終わった感想としては、「やっぱり映画館で観ておけばよかった~!これ映画館で観ていたらその時期おそらくスパイダーマンの絵ばっか描いてたな…」と思いました。
最高の吹替版
基本的に洋画などは時間が調整出来うる限り、字幕を見ることが多いのだけれど今回は吹き替えで見られたことが逆に良かったなと思った。字幕の表現もおそらく最高なんだろうけれど、なんといっても、主人公の小野賢章と、別次元から来たピーターパーカー役を演じた宮野真守の二人のスパイダーマンの掛け合いが最高だった。序盤から中盤にかけて2人のやりとりが多く、かなり笑わせてもらった。ふざけた宮野真守の、場をものにする力に勝てる声優まじでいない説唱えたい…(笑)
映画館で観ていたら、最高に楽しい気持ちで映画館を後にしただろうなあと考えていた。
親愛なる隣人 スパイダーマンたち
そもそも、私はスパイダーマンというヒーローがけっこう好きで、トビーマグワイア主演の一番最初の映画はおそらくこれまでに5,6回は観た。学生の頃、おそらくTVかなんかでスパイダーマンシリーズで一番最初に観たものなので、私の中でのピーターパーカーは彼の印象が強い。PS4のゲームも買ってプレイしたし、映画も新作は必ず観ているしフィギュアやグッズも家にいくつか置いてるくらいにはちょっとだけスパイダーマンのファン。
先に2の方を見ていたので、グラフィックや映像の綺麗さには新鮮さを欠いていたけれど、初見だったら2を観たときと同じ反応してたと思う。本当にきれいだし、芸術的で、遊び心満載で、めちゃくちゃかっこいい。
アメコミの力強さやコミカルさ、文字の表現などのいいところを全部押し出した感じが、かっこいい曲とCGも相まって、超現代的な感じになっている。そしてなんとなく、こうアメコミ特有の有無を言わさない感じ?のアメリカンジョークやテンポ感があり、海外アニメ特有の感じもあってワクワクする。
ストーリーはもうスパイダーマンシリーズのいつもの流れで最高なんだけど、かつ今回はマルチユニバースってことなので、いろんな別次元のスパイダーマンが登場する。「スパイダーマン:ノーウェイホーム」を観たあとだったので、こちらも新鮮みに欠けるのだけど(あれの衝撃がヤバすぎたので)、アニメだからこそ表現できることへの可能性の高さにただ感動した。
スパイダーマンの何が好きって、かっこいいウェットスーツもそうなんだけど、その姿で縦横無尽にアメリカの街を飛び回るあの自由な感じが本当に好きなのだ。勇気が無ければ、高層ビルから飛び降りて蜘蛛の糸でぶらさがることなんか到底無理だ。愛した人が残してくれた言葉で自分の力を信じて、打ちのめされても何度だって立ち上がり、勇気とその覚悟の先で飄々と自由に飛び回り、若さ故の少し先を考えていない感じやフットワークの軽さでみんなに愛される、そんな最近のスパイダーマンが本当に大好きだ。
そしてその表現が今回ももう素晴らしく、何度か「かっこいい~…!!!うわーっ…」と声に出た。
最近は実写映画の方でも、「ヒーローとは結局孤独な存在である」ということをだいぶ押し出している感じがあるなあと思って観ているのだが、今作品は、「でもヒーローだってひとりじゃないよ」とそこをカバーしてくれるような作品に感じる。
このアニメ作品もシリーズ化していってるようだし、今後まだまだこれから新作が出ると思うと楽しみだ。
なんだかただただスパイダーマンへの愛を語った更新になってしまったのだが、自分が思っているよりスパイダーマン好きだたんだな…と気付けて良かった。
以下は、せっかくなのでかなり前に描いたものだけどイラストを2枚貼り付けておこう。(実写もあるので観たくない人は飛ばしてください)
5年前に描いたアイアンスーツのイラスト
ノーウェイホームを観たあと(2年ほど前)に描いたイラスト
これからも新作映画出たり何かあれば楽しく追っていきたい。アニメはマルチバースのキャラがモブではなくメインになるくらい魅力的なので、いつそっちの沼に足を滑らせるかわからないな。