ハイキュー好きの、付き合いの長いリア友と観に行きました!
推しは青城高校、特に及川さんのため及川アクスタ持参しました。
会場つくなりグッズ購入、ドリンクホルダーも買い、あれこんなにお金使うはずじゃなかったね…と言い合いつつもワクワク。
平日の夕方の回だったけど学生も家族連れもかなり多く、幅広い年代に支持されている作品なんだな~と改めて感じた!
試合への没入感、息苦しさ
すでに原作読破済みでアニメも追っているけど、前もって試合内容をおさらいをして行ったわけではなかったので、かなり新鮮に観戦することができた。
この映画は音駒の、そして研磨視点の映画だったなあと感じた。
アニメでは主人公、日向翔陽の視点だから映画ではまあそうか…という感じではあるんだけど。
ゲーム終盤、試合も佳境に差し掛かった場面での特別な演出は、試合の中に自分も立っているかのように思えて素晴らしいなと思った。
別作品だけれど、スラムダンクの映画を22回も鑑賞した自分としては、試合の中への没入感や自分もその試合を見守る観客として観ることができる映画の作りにとても感動したけれど、それを踏まえて見て、あのカメラワークや演出はこれも没入感をうむ演出のひとつだなあと思って観ていた。
声優の力もあって、試合の息苦しさが画面越しに伝わってきた。
それこそスラムダンクは、大げさに芝居をやりすぎないように、高校生がただ普通に喋ってる感じで、というディレクションが入ったとのことだったけれど、逆にベテランの声優さんたちの息遣いとか、今までのアニメを経てもう魂をそのキャラクターに吹き込み慣れているからこそセリフには感情が乗っているなあと感じて感情を揺さぶられた。
比べる必要のない作品であることはもちろん大前提なのだけど、やはりどちらもスポーツを題材にした熱い作品で、まだ鑑賞して記憶に新しく大好きな作品なのでどうしても比べてしまった。
バレーボールの楽しさを教えてくれる作品
この作品に出会ったとき、バレーボールというスポーツの楽しさやそこに携わった人間の人生を描いてくれていて、バレーボールを通った人間たちの姿を描くことでただひたすら一貫して最後まで、バレーボールは楽しい!!を主張してくれた作品だなと思っているが、この映画でもそれが伝わって本当に良かった。
黒尾と研磨の幼馴染のふたりの関係性が大好きな人たちにはたまらないものだったと思う。この二人が特に特別、という訳ではない私でもかなりこみ上げるものがあった。
あと、私はハイキュー!という作品の、ギャグ要素の割合がすごく好きで、かっこいい台詞や真面目なシーンで泣いていたら、濃いキャラクターたちの面白い台詞や動作でいつも笑わせられてしまうのだけど、やっぱりそういうハイキューが大好きだな~と観ていて改めて思った。
そしてこの作品は全員が主役なのがいい。本当にびっくるするくらいみんないい子で好きになっちゃう。そしてこんなに登場人物が多いのに、各キャラクターにファンが多いなと思うし、それぞれのキャラが立っていてすごい。バレーボールという競技に一生懸命になってきた人間みんなが、バレーの道に進もうが進まなかろうが、全員が主役、そこに楽しいバレーがあったの最高だよね。最高の仲間と最高のスポーツ、出会えて最高だ!という気持ちになる。
映画鑑賞後、黒尾さんの幼少期があまりに可愛くてたまらない気持ちになってしまい、黒尾さん好きになっちゃう…どうしよう…好きになっちゃうよ…準備できてない角度から刺された…と言いながら映画館を出てきました。
また上映中に映画館で絶対観に行きたいと思います。