正社員からフリーランスに戻った少し後ぐらいの時期、「ふと、わたしの周りにいる人はなんで私と飲みにいこうとか仲良くしようって思ったりしてくれんだろーって不思議になって改めて自分の利点みたいなの考えたら、職業がデザイナーというのがあって、わたしと仲が良いということは「知り合いのデザイナーが〜」とか言えるんだって。そう考えたらわたしも「知り合いのデザイナーが〜」とか言いたい!なんかかっこいいじゃん!」って言って笑ってたことあったんだけど、正社員時代にUIデザイナーからUXリサーチャーに転向することになった時、本部長が「むろさんは肩書からデザイナーがなくなることになるんだけど、本人はそれで大丈夫だろうかと心配してたんだよ」と言ってくれたのがあって、その時ようやく自分がデザイナーだというのを実感して、それと同時に10年ぐらい築いてきたデザイナーという肩書=アイデンティティを失うことに気づいたんだけど、肩書とか職業とかって変えるのも変わるのも簡単なもんなんだなってこうやって文字にするとそう感じるけど、実際変わる前後の期間は「いやだー!」とか「未踏すぎて意味わからんでハゲそう!」とか誰にも言わずに一人で必死だったりして、その時ようやく自覚がなかったがこれ(職業: デザイナー)はわたしのアイデンティティだったんだと知るっていうか、アイデンティティって無自覚だからアイデンティティうるのかな知らんけど(ていうかアイデンティティうるって何?)
で、わたくし、またデザイナーじゃなくなるのかもしれん機運がきてるんですけど、それでも繋がってくれる人おるんかな。肩書変わっても笑い上戸なわたしでいることには変わりないんだけど!