カミングアウトからはじまる3話完結の話し
軽い性被害の話し
過去にブログみたいなのとかSNSとかで発信してるので知ってる人は知ってる話しなんですけど、小学校3年生ぐらいから卒業するまでの3年間ぐらい、幼馴染のOからいたずら電話をかけられていた。内容は「おっぱいを揉むぞ」とか「お前のま◯こを今度触る」という感じだったんだけど、性の知識がなかった当時の自分は「ま◯こってなに?」「なんでそんなとこ触るの?????」と答えたりしていた。
内容はそのまま母に伝えていたので、母は母なりにOの母に「やめて欲しい」と伝えてくれ、Oの母もOに叱ったりしていたみたいだったけど事態はほとんど変わらず、Oの母とうちの母がいないタイミングでかかってくる電話はほとんどOからだった。
中学生ぐらいで「Oの電話はこれをするという予告だったのか」とわかった時には体温が10度ぐらい下がった。
あと、大人になってからツイッターで知った「男子が好きな女子の笛を舐める」という事案も「そんなことあるわけ…あれ????」という感じで、ひらちゃん(当時のともだち)が、音楽の授業後に一緒に洗ったはずの笛を、いつの頃からか音楽の授業前にも「かこちゃん、笛洗いにいくよ!!!!!」と必ず洗い場につれてってくれてたというのもそれだったんじゃないかと思う。
これは自分が目撃したわけじゃないので憶測でしかないけど、「前の授業で洗った後吹いてないけん、笛洗う必要ない…んじゃけど、なんかツバ臭いけぇ洗いに行こ。なんで洗ったのにこんなにツバ臭いんじゃろわたし…」と毎回思っていたので、合点がいくというか、ひらちゃんは目撃者だったのに黙って私のことを守ってくれとったんじゃねありがとうという気持ちだ。ちなみに、Oのいたずら電話の件は学校には言ってないので4年間同じクラスだった。地獄だった。
中学生になってから突然おさまり(と思っていた)、クラスも別れたので安心して暮らしていたけど、卒業式の日の帰り道、地面に落ちていた折り紙を何気なく拾って持ち帰って裏面を見たら「好きです O」と書かれていて、また体温が10度ぐらい下がった。恐怖だった。
高校以降は進路が違ったのとお互い引っ越したので、折り紙以降は特になにもなく今東京で健やかに暮らしています。
となればいいんだけど、Oからの歪んだ愛情をぶつけられた日々のおかげで、男性からの熱量高めのアプローチを「キモい」と感じるようになってしまい、女の子っぽい服装をあまりできなくなったり、男性を異性として意識して接すると「キモい」が発動してしまうので意識しないように接するようにしてしまうとかで、20代・30代前半はかなり苦労した。今はだいぶ克服したけど、フェミニストの男性からの優しさに嫌悪感を持ったり、恋愛においてはまだトラウマの残滓を感じる。
ということで(?)、「エアー彼氏」の話しは次のしずかなインターネットに続きます(書くの疲れた)。