デイリープレイリスト①

るな
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何でもいいから毎日文章を書いて公開するという習慣を身に付けたいけれど、中々気軽に書き始められるトピックがない。元々音楽について好き勝手に語ろうと始めた「しずかなインターネット」なので、好きな曲やアーティストについてはまだまだ書きたいことだらけだけれど、いざ書き始めると「好きだから好き、フィーリングで聴けば良し、もはや文字に起こす必要はないのでは?」という面倒くさがりの言い訳ばかりが脳裏を駆け巡り、打った文字を消して画面を閉じてしまうことも多い。

そこで、何も考えずとも書ける内容はないかと探したところ、毎日聴いているデイリープレイリストの存在が頭に浮かんだ。365日、音楽を聴かない日はほとんどない。その中でも、好きな邦楽をジャンル問わずぶち込んだ闇鍋のようなデイリープレイリストは、朝起きて仕度をして家を出る時には大体イヤホンから流れている。おそらく300曲ほど入っているので、先日書いた「My Top Songs 2023」の記事ではランクインしなかったけれど好きな曲をたくさん挙げていきたい。

なお、アルバム単位で好きな曲はデイリープレイリストには入れずアルバムごとダウンロードしているので、めちゃくちゃ聴いているけれど当該プレイリストには入っていない曲も多数ある。そして「宇多田ヒカル」「洋楽」「アリプロ」「アニソン」「K-POP」「クラシック」「インスト」は別でプレイリストを作っているので、これらのジャンルの曲も入っていない。

前置きが長くなってしまったけれど、以下、デイリープレイリストに入っている曲を適当に羅列して好きなところを好きなように書いていきたい。

・愛のしるし/PUFFY

PUFFY、良いよね。いつかライブに行ってみたい。この絶妙なゆるさがお洒落でたまらない。ものすごく元気づけられるわけではないけれど「なんか、まあ、いいよね」って生活を肯定できる強さがある。

・これが私の生きる道/PUFFY

PUFFYで一番好きな曲。もう何年も前、大好きな友人たちと海辺のレストランで待ち合わせて、たくさんお酒を飲んで、頬が痛くなるほど笑って、ぬるい夜風に吹かれながらこの曲を歌って港を散歩したのが本当に良い思い出。「これが私の生きる道」を聴くたびに、あの時は最強だったなと思う。歳を重ねて、日々少しずつ摩耗して、疲れと諦めの沼に沈みかけているけれど、月明かりに光る海の水面に向かってこの曲を歌っていた頃のように最強でいたい。聴くたびに懐かしさでいっぱいになるし、少しだけ背中を押してもらえる曲。

・さくらんぼ/大塚愛

世代がバレる。当時、私含め周りの女子はみんな大塚愛になりたかった。「PEACH」も好き。今聴くと若い歌詞だけれど、当時はドキドキしながら聴いていたなあ。

・GLAMOROUS SKY/Nana、中島美嘉

元々この曲が好きで、実写映画「NANA」とその原作漫画はずいぶん後に手をつけた。ロマンチックでどこか近未来的な歌詞、ギターがとにかくかっこいいサウンド。Cメロの「Sunday…」の歌詞が、刹那的でとても良い。中島美嘉は何枚もアルバムを持っているけれど、この曲は群を抜いて好き。

・浪漫飛行/米米CLUB

小学生低学年の頃、旅行先のお土産屋さんの有線でこの曲を聴いて「何て素敵な曲なんだ!」と子どもながらに思った記憶がずっとあった。歌詞は覚えておらず、サビのメロディだけがずっと頭に残っていて、ある日、音楽番組を観ていた時に「この曲だ!」と十数年ぶりの再会を果たした曲。何度聴いても真っすぐに美しい歌詞とメロディ。プレイリストから流れてくるたびに、初めてこの曲を聴いたお土産屋さんの景色がフラッシュバックする。

・Love so sweet/嵐

同世代でカラオケに行くと大体誰かが入れるし、締めに歌うことも多い曲。みんなで歌えるからいいよね。嵐は「Monster」かこの曲が好き。Bメロからサビに移る時の短調→長調の駆け上がる音階が素敵。

・メモリアフロア/藤井隆、Moe Shop

藤井隆、声が好き。耳なじみのよい声をしている。そしてMoe Shopのサウンドが好き。この後打ちのビートと電子音、少しレトロさのあるキュートな歌詞。クラブミュージックさもありつつポップで切なさもあってとても良い。

・大人はわかってくれない/私立恵比寿中学

田村歩美プロデュースの名曲。伝説の2013年「氣志團万博」のパフォーマンス映像は何度観たか分からない。やや色物として扱われていたエビ中に、これほどまでに正統派青春ど真ん中ソングが似合うとは。あまりにも真っすぐすぎて痛いくらいの歌詞に、一生懸命なボーカルが乗って胸を打たれる。エビ中は「未確認中学生X」とこの曲が特に好き。

・消せない罪/北出菜奈

好きなイントロは?と聞かれたら、ぱっと思いつくのがこの曲。懐かしさと新しさ、切なさと心地よさが詰まった10秒のイントロでぎゅっと心が掴まれる。北出菜奈ちゃんと言えば「KERA!」の連載を持っている可愛いモデルだと思っていたのでこの曲を聴いた時には独特でパワフルな歌い方に驚いた。

・My Sweet Darlin'/矢井田瞳

北出菜奈に続いて、パワー溢れる女性ボーカルといえばこの人も思い浮かぶ。ただ、矢井田瞳は力強さのなかにこなれた感じもあってまた別の良さがある。この曲も聴いた当時は何の意味も分からなかったけれど、とにかく曲調と声と心地よくて好きだった。2024年現在、というかここしばらくはチルでウィスパーでグルーヴィーなボーカルがトレンドだけれど(それはそれで大好きだけれど)、時々こういう平成初期のパワフルな女性ボーカルを聴くと、良いなあと感じる。

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本当に適当にピックアップしたので、ジャンルがばらばらにも程がある内容になった。このように、統一性なく自由に書いていきたい。

@musicaka
自由帳。twitter:@musicaka__