配色あれこれ

むすび
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むすびです。この記事では、ファッションにおける個人的な配色のポイントを記録したいと思います。

なお、本記事執筆の主な目的は、私自身が納得のいく買い物をしたり、コーディネートを組んだりするにあたって重要なポイントを確認できる一覧を作成することです。この目的を達成するため、言葉の意味は説明も無いまま私向けに定義されており、あなたの思う定義からずれている可能性があります。また、記事の内容は似合うものや好みの変化により、適宜編集する可能性があります。

以上をご承知の上、ご覧ください。

大まかな傾向

  • 目立つ箇所を作るのがよい

  • 有彩色を2色以上取り入れることでこなれた印象になる

  • 仕上がりのよさは明るい配色>暗い配色

  • 全体のコントラストと彩度は高くても低くても違和感がある

配色の詳細

極端すぎる色

繰り返しになるけれど、コントラストと彩度は高くても低くても違和感に繋がる。ということで、白・黒・原色はできるだけメインにしないこと。

白は基本的にセパレートカラーとして使うのがよい。

メインカラーにするには明るすぎるものの、苦手な要素を持つ色を着る際には広い面積で取り入れるとよい。

黒と原色は差し色としてポイント使いすると効果的なので、そのような取り入れ方で積極的に活用するのがよい。

困ったらブラウン

ベーシックカラーの中では顔周りに置いても物足りなさを感じづらく、どんな色と組み合わせてもまとまる。

単純な顔映りの良さで言えばキャメル〜ライトブラウンが最適ではあるものの、ダークブラウンも使いやすい。特にパーソナルカラーの範囲から外れた要素を持つ色を着る時、ダークブラウンを取り入れると馴染みがよくなる。使い分けられるようどちらも揃えておくとよい。

ベーシックカラーは3色セットで

ベーシックカラーだけでコーディネートを組む場合、①白②ベージュ・茶③黒・グレー・紺は、①②③それぞれから1色ずつ選んで3色使いするとより馴染みやすい。

ベーシックカラー同士のようなまとまりの良い配色は私が採用すると「つまらなさ」の概念がついてきてしまうため、環境が許すなら色相を離す・柄物を取り入れるなどの工夫をすること。

さらなるアレンジが許されるなら、1〜2割ほどの暖色を差すのがよい。

暖色と強い色はポイントで差す

黄・オレンジ・赤・ピンクのポイント使いでコーディネートに華やかさを足すことができる。ここから2色以上取り入れるのもよい。寒色と合わせるのもよい。

ただし、華やかな祝いの場などでない限りは全身では使わない方がよい。たとえ外見によく似合っていても、色のテンションに内面が追いつかなくなる。

寒色と落ち着いた色は全身で攻める

緑・青・紫はポイント使いをするには色の印象が落ち着きすぎており、やや物足りなく感じる。そのため、コーディネートでは複数トーン、複数アイテムで取り入れるのがよい。広範囲を同じ色相で固めることによりインパクトの高さも狙える。

ただし、頭からつま先まで同じ色相で統一してしまうと今度は間延び感・やりすぎ感が発生するため、必ずベーシックカラーも併用すること。コーディネート全体の明度バランスにもよるが、この時、黒はできるだけ避ける(似た色相で固めたやや弱コントラストの中に取り入れるには強すぎる、濃すぎるため)。

なお、得意トーンの寒色は瞳の輝きが増すため、落ち着きと信頼感を演出したい場面では積極的に使いたい色である。

彩度や明度が低い配色は白多めで

低彩度や低明度は、どちらも私が着ることで「暗さ」という概念がついてしまう。

私は暗いよりは明るい方が得意なので、白を併用して暗さを打ち消すこと。

全体的に暗い色でまとめた場合

明るさを補おうと白を使えばコントラストが強くなってしまう。そのため、この場合は割り切って暗さに振り切るのがよい。弱コントラストとなるが、重たさ(=ある種の強さ)のある配色のため、そう悪くはならない。

いずれ使えなくなる技でもあるかもしれない。

小物・靴・鞄の色選び

前提として、自スペックの性質上、これらの点数が増えていくことについては諦める。服は減らしても小物は減らさないこと。

小物

まずははっきりした、鮮やかな色のものを選ぶ。鮮やかな色のものが揃ってから、より淡い色の小物も揃えるようにするのが望ましい。

小物はベーシックカラーで固めてしまうと微妙に扱いづらいのでやや注意。最低限、アクセントカラーの選択肢がいつでも1色はある状態を保つこと。また、アクセントカラーの小物は全身に散りばめられるよう、同色アイテムを複数種類用意しておくこと。

くるぶし下までの革靴なら、まずは黒、それから白、余裕があれば茶を選ぶ。

茶については、ダークブラウンを選ぶこと。パーソナルカラーよりも他アイテムとの、あるいは革靴という品に期待する印象との馴染みの良さを優先する。濁った色味でないかどうかはしっかりと確認すること。

ブーツは、革靴との使い分けを狙ってキャメル〜ライトブラウンやベージュ系統の明るい色を選ぶのもよい。過去に購入したキャメルのレースアップブーツやベージュのスエード調素材でできたサイドゴアブーツは使い勝手が良かった。

普段使いの大きいものは、アイボリーかクリームを選ぶ。ここではっきりした色を選ぶと鞄の存在感が必要以上に増してしまい、荷物が重たそうに、そして私自身の印象が幼く見える。必ず白っぽいものを選ぶこと。

お出かけ用の小さめのものは小物の項、あるいは靴の項を参照する。こちらははっきりした色のものがよいと思われる。