バイトの日。今日は少し暖かいので半袖1枚で家を出た。
電車に乗り12:40頃にお店の最寄り駅へ到着。駅から徒歩でお店への大きな1本道を歩いていると、少し遠くの道の角にあきらかに道に迷っている1人のおばあちゃんを発見。
声をかけようかなーと考えていたところパチっと目が合い、おばあちゃんから声をかけられた。
小柄で小さな桜色のリュックサックを背負ったおばあちゃんは、手編みらしきの夏用の涼やかなニット帽もお似合いだった。
「お忙しいところ、すみませんね。がやがや館に行きたいんですが分かりますか?」
がやがや館...? はて...。なんの施設だろう?スマホで道を調べると、歩いて数分のところに「がやがや館」を発見。おばあちゃんにも話を聞くと高齢者が集まる公民館のような施設らしい。
「前にも来た事があるんだけど、どこの角で曲がるのか分からなくなっちゃって。」
がやがや館への案内を終え、わたしはバイト先へ向かった。