勉強している領域をインフラとしていいのかわからず誤魔化しました。
勉強している領域…ネットワーク(TCP/IP), DNS, Linux(コンピュータ, OS, C言語), Docker, Kubernetes, etc...
ISUCONとの出会い
内定者インターンを始めた2018年4月から5年ほどAndroidアプリエンジニアとして働いていた。途中、WebフロントやFlutterでのAndroidアプリ開発も行なったが、メインはAndroidアプリ開発だった。
2023年3月に今の事業部に異動になってから少ししたタイミングで、アプリチームが立ち上がり、そこでバックエンドエンジニアがいなかったため、自分がバックエンドを勉強し、バックエンドエンジニアになることにした。
今まではJSONを受け取って画面に表示する側だったが、ついにJSONを吐き出す側になった。
それから半年ほど経ち、バックエンドとして少しはAPI開発ができるようになった頃に ISUCON というエンジニアの大会に参加した。
その大会では、AWS Cloud Formationから環境を立ち上げ、その環境内のアプリケーションをいかに速くするかを競った。
今考えたら運営には失礼だが、とりあえずISUCONを経験してみたかったのでエントリーは行い、勉強は前日にサーバの入り方とどんな大会なのかを調べたくらいだった。
結果、スコアはいくらか改善できたが、順位はいいには程遠かったように感じている。
ただ、この大会を経て見える世界が一気に広がった感覚があった。
今まではバックエンドエンジニアに転向してから工夫する点と言っても、アプリケーションのコードやDBのインデックスやスキーマくらいしか工夫できていなかった(それも十分に大変で価値のあることではあるが)。
この大会を経て、インフラというものに初めてしっかりと触れることができ、まだまだ自分が勉強できる世界が広がっている感覚が得られた。
ISUCONとの出会いによって、世界が本当に広がった。今までは知っているだけで興味がなかった領域に対して、興味が湧き、結果今ものすごくハマっている。
僕は、前回の内容にも書いたがストレングスファインダーで「自我」が一番上である。これは自分が影響力が高い状態でありたい。周りから必要とされている存在でありたい。と思い、そうなるべく取り組むイシューの優先順位を決めたり、普段からそこを重要視して物事を考える資質である。
ずっと、モバイルアプリ(たまにWebフロント)だけやっていたところから、バックエンドエンジニアになり、インフラに出会ったことで、なんでもできそう感がすごい。自分が扱える領域が広がっている感覚があり、これによって解決できるイシューが幅も難易度も上がっているように感じる。
この感覚がとても気持ちいいし、勉強がとても楽しい。
社内でずっといじられていることだが、入社して以降、PdMや新規事業を作れるような存在になりたいと言ったり、CTOになりたいと言ったり、ビジネス側で活躍したいタイミングと技術側で活躍したいタイミングとが周期的に変わる僕だが、今は「どういう技術イシューが出てきても太刀打ちでき、この人がいることで突破できることが増えるという存在」になりたいなと思っている。
AIがマスの社会で活用され始めたこの時代において、なんでも浅く広くできるというのは代替される可能性が高くなっている気がする。
だからこそ、学ぶからには深いところまでしっかり学びたいと思うし、AIを活用できるのは頭の中にAIに補助してもらう対象にインデックスがある人や活用方法のイメージが一定ある人だと思うので、そういった存在にならなければいけないのかなとぼんやり思っている。