2023年の終わりは義実家で寝室で泣いていた息子の寝かしつけをしていたら終わった
しずかなインターネットで振り返りでも書こうと思っていたのに、すでに新年になり1週間が過ぎてしまい、今年も何かとずるずるしてしまいそうである
2023年を振り返って印象的なことを書いていこうと思うが、なんと言っても子どもを中心としてその周辺の変化や自身の内省が印象深い
子育てに関するギャップ
2022年9月に子どもが無事に生まれ、父になれた
両親の夫婦関係が仲良かった(片方が他界したため過去形)ことから昔から仲の良い家族像に憧れがあり、マンガなども好んでそのジャンルを選んでいた
仕事はもちろん大好きだが、子どもが生まれたら子どもを大好きになり、仕事に今まで以上に精を出しながら、子育ても楽しく行なっていけると思っていた
また、妻も僕も仕事が大好きなため、育児も家事もできる限り半々になるよう努めようと話していたこともあり、自分からやろうという気概はあった
過去形で表すよう、それは正直難しかった
子どもはいうこと聞かない、ものを投げる、謎に泣く、そういったことはわかっていたはずだが、僕はそれに苛立ってしまっている
変に期待し、彼が自分の期待から逸れた行動をしたときにイラっとしてしまう
苛立ってしまう自分をどうにかしたいが、解決策は正直完全には見つかっていない
最近は期待をしないというか、何をしてきてもいいように…という心の準備をしておくと対処できることが少しは増えたかなと思う
あと、これは子育てだけではないが、プライベートな事柄について考えるということがなかなかできない
小さいことだと、家事を如何に効率的に終わらせられるかに頭を働かせられない(働かせるとすごい疲れるのでやりたくない。言い訳なんですけどね、おそらくみんなそう)
仕事なら不確実性が高いところから潰して、すべてを順序立ててコミットするということをしているのにプライベートだとそうはならない
そのせいで妻にはだいぶ手間や面倒をかけていると思う
これは本当にどうにかしたい
認められよう、有能だと思われようが強く出た
StrengthsFinderという自分の資質を発見するテストの結果が
自我
コミュニケーション
調和性
分析思考
個別化
といった内容だった
この中の自我とは
「自我」の資質が高い人は、大きな影響を与えることを望んでいます。独立心に富み、組織や周囲の人々に与える影響の大きさに基づいてプロジェクトに優先順位をつけます。
強力な「自我」の才能を持つ人は、自分の価値を他人に見てもらいたいと考えます。認められ、話を聞いてもらい、評価されたいと思っています。
という資質のよう
昔から人から認められたい、こいつに任せておけば大丈夫、こいつがいるから上手くいったと思われる人でありたいという気持ちが強いことは自覚していたので説明文を読んで納得した
去年はそれが顕著に出ていた
子どもを持ち、今までのように働くことが難しくなった(自分がそう選択した)ことで、今までと同じようにやっていて同じように貢献することは難しいように感じた
同じことをしていても、時間的な制約が生まれる分、給料泥棒状態になり、周りからの信頼がなくなるのではないかと怯えていた
そのため、やりたいことや大切だと思うこと以上に、必要だと思われていることややったら周りからの目が変わりそうなことに取り組もうとしていた
結果として忘年会で、保育園へのお迎えや熱が出た子どもの面倒を見ている時以外は、仕事を依頼するときなどに子育てしていることをあまり意識しなかったと言ってもらえた
個人的にはそう思われたいと努めていたのでホッとした
とにかくガムシャラに何でもやった
上述のように、周りから価値があるというか、居てほしい存在に思われるよう去年は色々取り組んだ
アプリチームのチームづくり(チームづくりと言えるほど大層なことはできていないのが実際)
施策を考える
施策の実現のためにプロジェクト進行
チームの朝会や振り返りの実施
後輩の育成(育成と言えるほどうまくできなかった)
サーバーサイドとしての立ち上がり
今までは数年スマホアプリ特化だったが、今はサーバーサイドが多い
効果検証のための数値分析
BigQueryとスプシでごにょごにょ
一番手応えを感じているのはサーバーサイドのところ
元々スマホアプリしか書いてなかったが、サーバーサイドもやってみると面白いし、だんだんサービスの全体に対して着眼点を持てるようになってきたので必要に応じてロールを変えながら事業やPJを前に進められるようになった感がとても楽しい
一方でチームづくりや後輩育成など、人と関わる部分は課題が残るどころかいっぱいある
ロボットと言われがちなので、今年はより一層人に近づきたい
人のつながりを強く感じた
子どもが生まれて周りに助けられて生活していることを実感したし、本当にありがたいなと思う1年だった
職場に連れていけて、みんなに面倒見てもらい
保育園で先生や他の園児にかわいがってもらい
病気になったら妻のご家族や職場の人に助けてもらい
多くの人に支えてもらって日々充実して過ごせているんだなと思えた
あとは、アルティーリ千葉という子会社のプロバスケットボールチームの試合にちょこちょこ友だちや知り合いを呼んでみた
久しぶりに会う友だちや知り合いだったが、数年空いていたとは思えないくらい特に緊張もなくスムーズに話せ、心が落ち着き、懐かしさとちょっと変わった様子とを感じ温かくなった
こういった人のつながりの大切さや尊さをとても実感する
これからも今までの知り合いやこれから出会う人との関係を大事にしていきたい
終わり
色々思うがままに書いてみた
今年の抱負とかは気が向いたら