人と家賃を分け合いたい話(2024年4月27日)

muttsuri_noppo
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当人比久々に文章を書く。一応、毎日日記は付けていて、ときどきTwitter(新X)にリンクを載せたりしている。けれども、机に座って、パソコンを開いて書くようなことは久々にやっている気がする。4/21に夏服を買いたい話をしていた振りだから、一週間はギリギリ経っていないようなもの。文章を書くと、その時々に頭に溜まっている由なし事がとりあえず吐き出されるので、好きではある。留保をつけてしまうのは、好きなことなのにずっとはできないものなぁと思ったからだけど、それはぼくがまだ時間の使い方が上手じゃないだけで、新生活(一応、4月中旬から新しい仕事を始めているのでそう呼んでいる)に臨む人間としてはそこまで違和感のあることではあるまいよ。

正直、長く文章を書く必要はない。人に見てもらうためならば。ただでさえ読まれにくい文章という形式(そこらへんに文章は大量に落ちていて、それらを選ばずとも選んでいるから)なのに、文章量を増やせばそれはそれだけ読みにくくなる。だれだって、先の見えない砂漠は歩きたくない(と思う。誰だって、ではないかもしれない)。ぼくはこんな風にエクスキューズを沢山つけなきゃ話せないし、この話し方を辞める気もそこまではない。だから、こんなに書く必要はないんだけどなぁ、と思いながら、とりあえずは沢山書く。せめて、テーマは一貫していてほしいのだけれどもね。知りません。申し訳ないけれど。

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引っ越しがしたい。というよりも、家にかかる費用がこんなにも高いことがあんまり許せなくなり始めている。誰かと生活を共にすることは、生活の負担をある一方で上げ、下げることなのかもしれない。いまは、どちらもを冷静に評価することができない。ぼくは誰かと生活を共にしたことがあるのは、ほぼ家族ぐらいのもので、非日常でないのに人と生活を一緒にしたことがほぼない。かといって、実際に住むこと/生活することを試すのは比較的にハードルが高い。いわゆるシェアハウスでは、そこまで価格が安くない割に狭かったりする。それは嫌だ。買い物としてコストパフォーマンスが優れていない。大概、洗濯機や冷蔵庫などの設備の代金だと思うが、生憎にも一生懸命働いていた時に購入してしまった。だから、出来れば自分の主催でルームシェアをするのが悪くない選択だとは思うのだが、そうすると時間がかかり、時間がかかると冷静になる。他人と暮らすのなんて、どこかで気が狂っていないとできないと思う。

ぼくは家で大声で歌うし、部分的裸でうろうろしたりもする。それは、家を安全地帯だと捉えていることでもあるけれど、自分の領分を勘違いしているようにも思える。本当は、隣人だっているし、カーテンを閉めているからといって完全に見えない訳でもないかもしれない。

あぁ、小難しいことはマジでどうでもいいんだけど、家賃が高い…。こんなに家賃に生活を支配されたくない…。みんなどうしているんだ…。一方で、確かにルームシェアが大変だろうことは想像に難くなくて、結局それは人間同士の誠実なコミュニケーションだろう。僕が避けてきたもの。自分が嫌になってしまうもの。メリットとデメリットを考量したり、実現する際の手間を考えたりすると、如何せん何ともし難い。あと、大概の大人は、そんなことをしなくても何とか生きていけるので、そうしない。むぅ、面倒だ。

ひとしきり文句を言っても、何がどう変わるわけでもないのでね。なんとなく話をばらまきながら生きていこうかな、とは思う。別に今すぐじゃなくていい、ってことをぼくは忘れてはいけない。思い立った時にすべてを実現したくなるけれども、そんなにうまくいくことはほとんどない、とちゃんと認識しないといけない。

まぁ、また引っ越したら言いますね。なかなか難しい気ももちろんするんだけどさ。

@muttsuri_noppo
長めに文章を書きたいけど、”作品”みたいなものでもないからね…と思ったときの逃げ場としてしずかなインターネットにきた27歳男性。高田馬場のバーにて働いている。歌を作り始めたりしていて、もっと作りたいし上手になりたいねと思っている。