私はあんまり映画をたくさん観る方ではないのだけど、久しぶりに観たいと思う映画があったの。「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」だ。結論から言うと、とても良かった。ウォンカが使う魔法が、魔法と手品の間のような、現実と空想の間のようなそんな不思議な感覚を与えてくれる。出てくるもの全てが、誰もが一度は子供の頃に、こんなことできるんじゃないかと夢見たものでできている。そしてちゃんと感動の要素も忘れない。大人も子供も楽しめる映画だったと思う。
音楽もとても良かった。同じメロディでもアレンジで様々な心情を表してくれる曲があったり、(恐らく)わざと似たメロディのモチーフを使って別の音楽に展開していく様子がワクワクを掻き立てる。私が特に映画を見ている中で一番好きなシーンは物語の中心人物となる二人が一緒にデュエットで歌うシーンだった。ネタバレはできるだけしないようにしようと思うが、全然考え方の違う二人の心情をうまく表す歌詞や、心情の変化と音楽の盛り上がりや、デュエットならではの掛け合いがとても感動的だったし、その場面の映像もとても良かった。
私は最初この映画は、「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚だと思ってみたのだけど、そう言うわけではないらしい。チャーリーとチョコレート工場の方は、ポップな中に絶妙な不気味さがあってそれもそれで好きなのだけど、こちらの映画はあまり不気味さみたいなのはなく、全体的に爽やかな気持ちで見れる映画だった。それに主演のティモシーシャラメがめちゃめちゃかっこいい。これも大事だね笑
本当にいろんな要素からこの映画が好きな映画トップ3には入りそうなので、また今度、字幕版でも見てくる予定です。
今日の単語
걱정:心配
Don’t get carried away:調子に乗るな