『心療内科医が教える本当の休み方』鈴木裕介著 を図書館で借りようとしたら予約待ちだったため、"心療内科医が教える"で検索して一緒に出てきたものを借りてみた。
『心療内科医が教える 疲れとストレスからの回復ごはん』姫野友美
今時の頑張り女子に勧める心身共に元気になれる食生活、みたいな感じの本だった。タイトルだけ見て取り寄せたので、女性にターゲットを絞ったものとは知らずに借りた。内容としてはタンパク質+鉄+ビタミンB群+ビタミンC+糖質制限を勧めるもの。特に新しい知識は無し。「心療内科医が教える」とある意味はあまり感じられなかった。具体的な三食のメニューがビギナー向け/慣れてきた人向けに分けて提示されていたのは実用的だったと思う。女性ターゲットの書籍にありがちなノリがあまり好きになれず。
『心療内科医が教える 家庭でできるセルフメンタルケア』山岡昌之
これも著者が心療内科医である意味はあまり感じられなかった。実践的なスキルが多数収録されていると思いきや、ページの大半がウィズコロナ時代の云々と心療内科とそこで扱われる疾患・療法の説明に割かれており、「家庭でできるセルフメンタルケア」の部分は思っていたよりもかなり少なかった。その内容も、生活習慣を整える・ストレスを溜め込まないといった極々一般的に言われていることばかり。いやまあそれが実際メンタルケアに肝要なのは分かっていますが、もっと専門知を得られると思っていたので肩透かしを喰らいました。セルフケアスキルとして参考になりそうと思ったのは、呼吸法、自律訓練法、ストレッチくらい。