オイディプス王のもあれだったけどビジネス書みたいにされると萎える。ドラッカーのマネジメントみたいな本って切り口だった。
知ってよかったこと。世阿弥は乞食と言われる程度の身分だったけど顔がよくて将軍に寵愛された。世間が変わりつつあり猿楽(≒能)の支援者が寺院などから貴族などへの変革時期だったこと。
支援者の変更が特に原因で何か新しいものをつくらないといけなくなった=これは現代と同じだの理論で、新しいものをつくることが良い事なのかという疑念が一切ないのが自分のなかでは抵抗をつくってしまっているのだと思う。
ストーリーの型を完成させてそれに役どころを変えて挿入するだけ(配役や物語は古典からの引用)で新しい作品が何個もできて新しいものが短期間でだせるから観客も飽きないで成功した!っていい事なのか?
源氏物語などか引用としては多いけど源氏物語自体は読んでいなかった。今でいうこの100分で名著みたいな感じの源氏物語を読んだり、源氏物語の短歌の引用方法の指南書を読んで参考にした。そうすると現代の他人(庶民)の考えが自然と取り入れられるからストーリーがいい感じにあがる・・・。いいことなのか?