エチカ(100分で名著)1章 善悪

n_s
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無知者は外部からの働きを受けて動き出し真の満足を享受しない、神及び物をほとんど意識せずに生活し、働きを受けることをやめると同時に存在することもやめる

昔どこかで聞いた受動すらできない現代人という言葉とこれがシンクロした。

神について絶対的存在であるが故に「神は無限である」という汎神論(神に外部はない=無限なのだからすべて神のなかにある)「神即自然」。この辺りは昔読んだ詩の本で書かれていた気がする。こいう元ネタがあったんだと思うと哲学もこういう本でさらっとは知っとかないと詩も読めないなと思った。細部を徹底して見ようとしても見て見ても細部の中に細部もありそこにも無限はあり細部を見ることにより神が見える、結晶?の詩みたいな説明だった(細部を求めず情熱的に発散する炎?の詩との対比で。細かく見ていったら感情の入る余地はない=詩的ではなくなりそうだが実際は細部にも無限はあり神=ポエトリーがある)

組み合わせの善悪。これも感覚的にわかる。不完全とは完全ではないこと。では何をもって完全と思うのか。それは一般的観念。一般的観念は=この個体はこうあるべきだ=偏見。スピノザは全てが完全なものとした。それ自体は全て完全なるものであって全も悪もない。もんだいは組み合わせによって起きる。組み合わせによって「活動能力」が増大するものが善。

@n_s
書かれていることは全て読んだ本をまとめていますが、その際、一切本は見返さずにだらだらと記憶を頼りに書いているので大きく間違っていることが多々あります。