タイトル通りのお話です。１年目のあれこれはこちら：https://sizu.me/na_na_na_natto/posts/aff5241b3o5m
このアカウントは普段は同人活動のアカウントであり、同人字書きと一般サラリーマンと税理士試験の受験生をやっているアカウントでもあります。結果的にすべてを並行しながらやっているのですが、昨年簿記論に受かり、今年も財務諸表論に受かることができたので、記録として残しておきます。こんな生活をやらないで済むならそれに越したことはないのですが、どうしても出たいイベントがあり、出したい本があるが試験勉強も頑張りたい…という人が私の他にいるかもしれないので、何かの参考になればと思ってのことです。
基本的なことは１年目の記事に書いたので多少省きます。２年目の記録である今回はそこからどんな変化があったか、どのようなことを新たに取り組んだかなどの話になります。
ちなみに同人活動の成果（？）としては、財表の勉強期間（2024.9～2025.8）の間に4冊+準備号を1冊の実質4.5冊というところで、これは結構無茶をやってしまいました。多分無理なく出せるのは年2冊が限度というところだっただろうと思います。
〇試験勉強をやっているだろう期間の間に出たいイベントは早めに決めておく
特に、他にやることが他にたくさんある場合の原稿は明確な締切がないと「もういいや……」になってしまいがちなので、先にイベントに申し込み、ざっくりの締切を決め、必要な作業量を見積もり、早め早めに動くのが大事だなと思いました。今回はオンリーイベントの募集が1年前くらいからあったので、もう募集が開始されたその日くらいに申し込み、ざっくりのプロットを作るなどをやっていました。
なお、突発本の類は本当にお勧めしません。財表の試験期間で出した新刊は上記の通り4.5冊ほどという感じで、内訳としては「元々計画済みの本が3冊、突発本が1.5冊」というところだったのですが、突発本はマジの突発だったため原稿期間2週間ほどでやっており、睡眠時間がゴリゴリと削れていました。睡眠時間でなければ精神か健康が削れていたと思います、とにかくやめた方がいいです。でもやめた方がいいと分かっていても出さないといても立ってもいられないのが突発本なんだよな……
〇原稿も早め早めにやっておく
締切ギリギリまで原稿をやっていなければならないということはないわけなので、勉強が大変になってくる頃に同人作業がのしかかってくることのないように最初からスケジュールを組んでいました。特に今回は2月と7月のオンリーイベントに何が何でも出たかったため、元々計画していた原稿については全てのスケジュールをそこから逆算していました。2025年7月のイベント分の原稿を春ごろまでには終わらせておく→2025年2月のイベント分の原稿は年内～1月くらいまでに何とかしておく→簿記論が終わったらまず2024年12月分の原稿をやる、という具合。このうち12月分の原稿については10月スパークに突発本を出す酷いスケジュールを生やしてしまったため大変なことになりましたが、どうにか落とさず出せたのでよかった。
〇自分に合う勉強法を早めに見つけておいた方がいい（反省点）
これは本当に反省だったんですけど、理論の勉強が本当に不得手で…というか自分に合う勉強法が見つけられていなかったので、ということになるのですが、かなり直前まで理論の出来が良くなかったです。出来が良くないとやはり焦りが出てしまうので、精神にもよくない。好きでやっている勉強だからこそ苦行であるべきではないと思うので。
自分に合う勉強法ってつまり効率が上がるわけで、そうすると必然的に原稿にも余裕が出てくるということで、それを実感できたのは結構原稿の最後らへんだったように思います。通っている学校の先生が直前期に一問一答レジュメを作ってくださっており、そこから段階的に店売りの問題集へとシフトしてどうにか本試験に間に合ったという感じでした。計算は簿記論の方でだいぶ鍛えられていたので、とにかく理論と戦い続ける一年だったように思います。
今はシーズン３として法人税法に取り組んでおり、取り組み始めるにあたってankiアプリを導入したのですが、これ財表のときにやっとけばよかったな～～～～～！！！！と思っています。おすすめです、ankiアプリ。
〇がっつり集中できる環境を定期的に用意した方がいい
自習室や家で集中できる人には多分この項目はあまり意味がないと思います。
私は家が勉強しやすい環境ではなく、自習室も空気があまり好きではないため、基本的にはネカフェで勉強をしていました。とはいえ直前期になって毎日勉強するような時期になると出費が痛すぎるので観念して家で勉強をするわけですが、やっぱり重ための計算問題（とくに問題用紙をバサッと広げる答練の復習）はやりづらく……
というわけでTwitterのフォロワーさんと一緒に作業する会を月1～2の頻度で開催して、そこでしっかり集中して重ための問題を解いたり答練の復習をしたりしていました。私は勉強を、フォロワーさんは原稿など各々の作業をする感じで、6時間から7時間（間に適宜休憩）という感じで各々に進捗があればいいね、の感じのゆるーい会です。作業会、個人的にはここでやってる勉強記録（フォロワー……私が勉強してるとこ見てて……）の延長という意味合いもありつつ、特に直前期においては勉強に軸足が寄りすぎてオタクとしての自我が消滅しそうになるのを防止できたりもしており、勉強の面でもでしたが、特にメンタルの面において作業会に参加してくださった皆様には本当に救われていました。引き続き開催していきますのでお気軽にご参加ください。
同じ悩みを抱えている人がいたら、自分で作業会を主催するのが手っ取り早いと思います。適当なレンタルスペースを借りて、フォロワーさんと各々の作業をやるだけ、という感じなので。
この1年の新たな試みというとこのくらいかな。これが誰かの参考になれば幸いですし、参考にならなくとも「こういう人もいるんだな～」くらいの感じでいていただければよいかとおもいます。
ところで現在シーズン3として法人税法を頑張っていますが、同人活動との両立がやや大変になっているところです。どっちかというと仕事が急に大変なことになったので、という感じなので勉強の方が原因ではない。ともあれ、同人に関しては無理をせず、健康と精神の安寧を第一に、できる範囲での両立を目指して引き続き頑張っていきます。
シーズン3のまとめでも合格のお知らせが出来たら……いいな！！