首をかしげる『未必のマクベス』

nabako
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ダイエットコークを使ったキューバリブレを好むアラフォー男性が偶然の出来事から大金を手にし、国を超えたビジネスと犯罪とに関わりながら高級ホテルと美食を楽しみ、いろんな乗りものに乗り、女性と「洒落た会話」をたしなむ、んだが、ラノベっぽ!

主人公のやれやれ感と、ものごとを評価して回る感じがとにかく鼻につくし、なぜマクベスなのか?なぜ殺人に至るのか?理解し難い。途中からはもやは妄想小説として読むもの?という感じだった。

本屋のおすすめポップにひかれて読んでみたものの、自分にはまったく魅力が分からない一方でamazonレビューには激賞コメントもあり、ひとの好みの幅広さを感じる読書体験になった。

@nabako
生産者に憧れながら消費を続ける40代女性。