当ブースに足を運んでくださった方、差し入れをくださった方、ニアミスしてしまった方etc…みなさんありがとうございました!
ということで、反省会備忘録の時間です!!!(3100文字)
今回の目標
ポスタースタンドや本棚の導入でブースの見栄えを豊かにする
イラスト本の表紙にホログラム加工をする
RGB印刷オンデマンドの色味具合を確かめる
会場だとポスターが縮む!を体感する
差し入れをする
5以外概ね達成できました! やったね。以下それぞれの所感
1)ブースの見映えを豊かにする

布を忘れるというトラブルもあったものの、妹に水玉布を貸し出してもらった結果、キュートさにさらに磨きがかかりました。前回はアイテムがそもそもほぼ無いという状況だったとはいえ、凄まじい進歩ではないでしょうか。(下が前回145の設営)

左にある卓上スタンドのお品書きは、自分の予想以上に効果を発揮。お品書きを見てアイテム名を伝えてくれる丁寧な方も多く、「実用面でもあったほうが良いんだな…!」となりました。
右手にあるスマート本棚も、閲覧サイドとの距離をぐっと縮めてくれる効果がありました。前日の予行演習時では、自分でもアイテムとの距離が近く感じましたし、「手に取ってみようかな?」という度合いがあがりました。当日はわかりやすく、通りすがりの人たちの視線が留まる機会や長さも増加していました。
また、今回は前回での課題から、既刊の「小説コミック」のUIの奇抜さをまず伝えたい!という意図から、内容の一部を印刷して置いていたのですが、これもなかなか効果があったようです。既刊なのに5冊も売れてめちゃ驚きました…。
2)イラスト本の表紙にホログラム加工をする
めちゃくちゃ可愛くなったのでやってよかったです! 少し前まで加工マシマシなイラスト本を作ることは自分はないだろうと思っていただけに感慨深い。こんな表紙ですが、ページ後半は戦闘意欲高めの三白眼男子OCイラストが追い込みかけます。
3)RGB印刷オンデマンドの色味具合を確かめる
今回はおたくらぶさんでイラスト本を刷りました。十分キレイ!なんですが、あとから刷った、グラフィックさんのAdobeRGB対応ポスターやポスカと比べると、どうしても見劣りするという感じです。とはいえ元が安価なのと、選べるオプションの多さはおたくらぶさんならではなので、また神経魔術師の小説コミックを作るときはお願いしたいです。何よりも、B6あるのがありがたい…。このサイズがまじでほんとに読むサイズピッタリなので…。
追記(23.12.07)
自宅に帰ってから元絵を見たら、メインモニターならわりとおたくらぶさんくらいの彩度でした!
メインモニター/おたくらぶさん
スマホ、駅タブ/グラフィックさん
な雰囲気になるようです。
4)会場だとポスターが縮む!を体感する
写真からも伝わると思うんですが、縮みました。でもこれA2やぞ!!この体感があるからこそ、次は気兼ねなく大きいサイズ発注できます。お値段は嵩むんですが、やっぱりA1B1が理想だなぁとなりました。それでもスタンドが無いよりは、A2サイズでも十分ホームポイント目印として活躍してくれました。ブース戻る時めちゃ楽だった…。
あと今回も机前面に貼る用のB3ポスターを頼んだのですが、ポスタースタンドやお品書きなどで十分スペースナンバーは伝わってる気がしたので、次回からはなくてもいいかも。B3分の料金を、背後のポスターを大きくすることに使えると考えれば有意義。
5)差し入れをする
持ってきたのに渡すの忘れました(あ~あ)。忘れる程度には小さいささやかな差し入れなんですが、次回はちゃんと渡したい…! どうしても買い出しの際は慌て状態がデフォルトになってしまい、ゆとりがほしいと思いました。
次回の課題・やりたいこと
あとがきをかく
ポスカをいい感じに立てる
1)あとがきをかく
人のあとがき見るのが大好きなのに、自分は書いてないな…。
でも自分シャイなので…とサボってたんですが、あとがきで当時の創作の近況を書くのは必要かもと感じました。
自分の即売会で出す本のスタンスが、「会場で興味を持ってもらい、最終的に本更新をしている自サイトに誘導する」というものなので、出せる意思表明はがんがんしていこうと思いました。あと創作サイトアドレスの横にサイトQRコードもつけよう。今気づいた。
2)ポスカをいい感じに立てる
ポストカードのディスプレイの知見/zeroだったので悲しみの平置きでしたが、何かしらの手段で縦にしたほうが見映えもいいし、空間の節約になりそうです。一番手軽なのはお皿立てかなぁ。ワイヤーメッシュのやつはやったら…その…アクキー欲しくなりそうなので、まだその時じゃないかなって…。
あとポスカスリーブは絶対あった方がいいと、フォロイーさんのポスカを見てひしひしと感じました。ので、早速通販で実践したら最高でした!次回の売場でもやろう…。
雑感
今回は購入する方々の傾向がわかりやすく見て取れた&その傾向のどちらもアプローチできている。とわかったのが、個人的にとても良かったです。一言で言うなら手応えを感じました。

というのも、イラスト目的で購入する方は新刊・おまけのポスカは女子二人を選ぶし、ストーリーや神経魔術師目的で購入する方はメイン3人のポスカを選んでました。予想以上に新刊既刊セットで買っていかれる方も多かったです。また、購入者の性別も半々でした。
自分は男女どちらにも刺さるような作風でいきたいと思ってやっているので、自分が届けたい層に狙い通り刺さっているということなんですよね。それができている以上、自分の作品に自信持って良いかもしれないな…と思いました。あとはいかに知ってもらえるかどうか…。
今回は初めて閉会まで残ったのですが、閉会ラストスパートであるラスト1時間は、やっぱり人通りは少なかったです。にも関わらず、パンフレットを持っていってくれたり、3名購入者さんが現れたりと、最もブースに初見の方が訪れた時間帯となりました。良い発見だった…。
サークルさん側がようやくのんびりできる時間帯というのもあるのでしょうが、
相対的に周囲のサークルが減ることで目につきやすくなった
人が少なくなり、物理的にも心理的にも足を止めやすくなった
が要因として大きそうだと感じました。今の規模だと通路の幅が2人分あるかないか程度しかないので、「人の邪魔にならないように」と、目的地以外はさっさと進むしか無いんですよね。
人の少なくなった終盤で買ってくださった方に「一度見本誌を読んでブースを去り、少し経ってから戻ってきた」方がいたんですが、このムーブ、「自分もやる!わかる!!」となり…。これが今は終盤じゃないと発生しないのか…。
自分が10年とちょっと前に参加したときは、今と比べたら技量も全然拙いファンタジー漫画コピー本をただ置いただけのブースだったのですが、立ち読みしてくれる方は多かったです(色々試行錯誤した今回と同じか、少し多いくらいかな…?)。
当時はまだフロー型のSNSも浸透しきっておらず、個人サイトやピクシブが主な作品公開場所だった気がします。なので作品情報に触れる機会が少ないため、コミティアで作品に多く触れよう!という意欲が全体的に高かったように思います(自分含め)。そして規模感的にも、ブースに足を止めやすい人の量と、空間の取り方だったのかもしれません。
雑感2
今までずっとジャンルは『ファンタジー』で参加していましたが、正直出す側と見る側のベクトルがあまりマッチしなさそうに感じます。母数が多い上にその内の媒体やジャンルも様々なので、例えるなら「みすきー」というジャンルでお互い参加して、海を漂っているのに近いような…。それならまだ、カテゴリ分類が追加された「イラスト」の方が興味をもってもらえる可能性が高くなるのかなと思いました。イラスト島を見る人はイラストを見るので…!
周囲のレベルの高さに胃の中がリバースしそうではありますが、それでもベクトルがしっかり固まってさえいれば、あとはマッチングの問題かな…と。どうなるかな…。出すならキャラ紹介本なだけに…。