エンジニアの発信活動の変化

nabettu
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AIがコードを書くようになって、エンジニアに求められる役割が変わって来た。

コード以外にも、今までは特に外部で仕事を受けるようなエンジニアにとって"業界でプレゼンスを得るための技術記事"ってのがあり結構重要だった。

世のエンジニアがエラーに困った場合には、原因を"ググって"技術記事やissueを探っていたのが、今はほとんどAIが「こういう場合はこうします」って、過去に技術記事に書かれていたことを回答するようになる。

そのコンテンツ元は誰かが書いたZennだとしてもAIは「出典元はここ」とは書いても、誰もその記事自体は読まなくなる。

今まで記事を書くことでプレゼンスを得て来た部分がかなりなくなるって事にならないですか?

もちろん今はAIの回答と別でググったりもするけど、AIも検索結果をガシガシ探してくるようになってきた。

するともう今後は知見を書く事でプレゼンスを得られる事がなくなり、それがAIにフリーライドされるとなるなら、誰もオープンな所に技術記事という形では書かなくなる。

そのため先端技術の、AIも知らない情報がある人はそれを高く売るクローズドな記事販売が主流とかになりそう。

今後のエンジニアの発信は「どう作るか」から「何を作れるか」だけになり、「どう作るか」はクローズドになっていくのかなと思った。