紅茶の道

紅茶を極めたわけでもなければ、そんなに詳しいわけでもない。

同じ産地で同じ種でも毎年味が同じになるわけではなく、産地直送の茶葉はその鮮度と移ろい行く味を楽しむ。対してブランド品は専属のテイスターがいて、いつ飲んでも同じ味になるようにいろいろな茶葉をブレンドしながら味を一定に保つ。その程度の知識だ。

何がきっかけだったか、学生時代にロイヤルミルクティーを作るようになった。ブルックスのサーラアッサムティーを取り寄せ、水と牛乳を1対1で鍋で煮込む。甘さ控えめで濃厚。周りの人に飲ませても評判がいい。本場(?)のミルクティーに近い仕上がりになっているらしく、普通の学生が酒ばかり飲んでる中で一人変わったことをやっていたので、師匠(と思ってる人)に興味を持ってもらい、後にその先の世界を教えてもらうこととなった。

今はコーヒーほど頻繁ではないが、たまに産地直送のダージリンを買って飲んでいる。最近買ったのはLochan Tea Japanという販売店のダージリンセカンドフラッシュ。銘柄は忘れた。

コーヒー豆よりも長持ちするし2度3度淹れられるのでコスパは悪くないのだろうが、50g3000円はハードルが高い。だがやはりルピシアあたりのダージリンよりも上質な香りと渋みがあり高いだけはある。試供品なのか間違いなのか分からないが、注文したセカンドフラッシュが届く前に、30gのファーストフラッシュが届いた。意外にもそちらの方が渋みがいい味を出していて好みだった。