人に何かを聞くこと。
人に何かを聞くことが苦手です。他人に自分の為に時間を消費させて、頭を使わせて、でも自分の理解力の無さのせいでわからなくて、キャパが小さいせいですぐにキャパオーバーになって、結果的に「なんで出来ないの?」と言われるのが、無言の圧をかけられるのが、酷く悲しい。
あと贅沢な話なんだけどね、褒められないことも嫌で、できたらできたねと言ってほしいし、できてたらできてるよって言ってほしい。大層な言葉で褒めなくて良くて、これはできてるよとか、これはできたねとか、ここは良いねとか、そういう言葉も欲しかった。
こういうのをこじらせた結果、一時期絵を描く筆を折った。一緒に創作してる人がいて、私はその人と一緒に創作する上で、どうしても認められたくて、自分の絵とか作品とか、見てもらいたかったんですけど、どうしても自分が感じてるその人との差を埋められなくて、もう自分が何を目指してたかも分からなくて、絵が描けなくなりました。
なんだかんだ、下手ながらもずっと絵を描いてたのに、もう手がペンを持つこととか、線を引くこととかを全部拒絶した。もう、創作はできないんだと思った。
半年くらい絵を描かずにいた時に、びっくりするくらいシャニマスにハマって、少し絵が描きたくなった。一緒に創作してた人とはジャンルが別になるのもあって、また筆をとった。他の絵も書いたりし始めた。
細々とネットにも上げて、ちょっと見てもらえたりするのが少しずつ楽しくなって、漫画とか描いてみて、そしたらそれがたくさんの人の目に触れて、それから今に至る。
あの時の私は、1番近くで見てたあの人と、ただ対等に創作がしたかっただけなんだろうなと、今は思う。
どうしても、下に見られてる感覚が拭えなくて、ただただ劣等感だけが強くなって、そのせいで絵を描くのが本当に嫌になっちゃったんだろうな、と思う。
そんな自分でしたが、昨夜同じように創作をしてる人に、絵に関して質問をした。
至極丁寧に答えてくれて、一緒に考えてくれた。私が途中キャパオーバーになって涙を流しても、そこを咎めることはなく、上手くできたら褒めてくれた。できなくても馬鹿にされなかった。
これをしてもらいたかったんだなと思った。贅沢な話なんですけどね。
そういう話。長くなっちゃったのでここで止めておきます。
今日も頑張って息していきましょう。おはようございます。