「トランス〇〇」は不要である

nakasyou
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トランスジェンダーなどは不要である。しかし、単にそれらを否定しようとしているわけではない。

そもそも、トランス〇〇が生まれるのは、〇〇によって社会的に区別されているのが原因である。トランスジェンダーは、性別によって社会的に区別されているから生まれた概念なのではないか。

そう考えると、区別をやめればトランス〇〇の概念は不要になるはずである。事実として性別や年齢があるわけで、それとは別の内面的な部分を作成するのは異常である。


トランスジェンダーに置き換える。「女性のような服を好む男性」がいるとし、この男性は性同一性と身体的な性が異なっているとする。これをどう解釈するかが問題なのだ。

トランスジェンダーの考えは、「男性は〇〇」「女性は〇〇」という先入観の存在を認めた上で、性同一性と身体的な性の不整合をトランスジェンダーとしている。

この考えの問題点は、男性と女性の先入観で成り立っていることである。

私はこれに対する考えを提唱したい。男性と女性の先入観をなくすことだ。心の性という概念をなくして、性別は体の性のみにする。

これにより、心の性はどの人間も同じものになる。すると、性同一性と身体的な性の不整合という概念がなくなり、トランスジェンダーという概念も不必要になる。こう考えるとよりスマートではないだろうか。


現代社会は、より多様性を認めるようになっている。この「多様性」は、人間を分類して区別した上で成り立っている。

トランス〇〇は、それぞれの分類に対する先入観をなくすことで解決できるのではないか。