バビロン
映画は孤独をいやす。映画は様々な世界に連れていってくれる。映画を通じて大いなるものに繋がる。時代とスターの関係。愛する対象が無くなった時に人は死ぬ。(スターは自分を愛さなくてはいけない)
セッション
劇場で観るのは初めてでした。演技で勝負しにいった作品。音楽シーンをカッコよく撮れる監督は多くはなかったのかなと思いました。何かと激しい作品ではあるのですが、監督本人の体験談もあると思うと納得。社会人4年目を前にすると主人公の「若さ」を感じつつも、本気で「殴り合い」をするような闘志を自分は持っているのかなとふと思いました。強い父親像として教授憧れを抱きつつも、彼に本気で挑み続ける中で実力やプライドを身に着けていきます。母親がいないことの寂しさは埋められないんだなと。不完全な中でも成長していく様はぐっとくるものがあります。
ラ・ラ・ランド
音楽と映像が美しかったです。音はただただ新宿109が凄かったです。贅沢な音でしたね。映像についてはバビロンは綺麗な作品(映画)の中の「汚さ」を描いたのであれば、こちらはは対照的でキレイな作品でした。やはり魅力は冒頭のミュージカルシーンですね。何度も見返していたシーンだった為か映像を取っているカメラマンの視点でスクリーンを見てました。作品にのめり込めていない感覚はありつつも面白い体験でした。セッションが登場人物のアップや静止画を映すことが多い中で、ラ・ラ・ランドは動きや幻想的な画で魅了します。
ラ・ラ・ランド(IN CONSCERT)
ジャスティン・ハーウィッツの指揮の下で生演奏聴いてきました。ただただ音楽の素晴らしさに圧倒されてました。どの音がどの楽器から流れているか分かると曲の聞え方も変わってきます。JAZZアレンジや間間の演奏はただ至福でした。今まで映画はストーリや演技と思ってましたけど、セッションをはじめ音楽の重要性を感じました。次回来日時はサイン入りグッズでも買おうかしら。